小泉農相、政府の備蓄米「6月初旬めどに2000円台で店に並べる」




小泉農相は、政府が備蓄米の価格を決めて幅広い業者に安値で売り渡すことで、6月初旬をめどにスーパーなどの小売店で「(5キロ)2000円台で並ぶ形で出していく」と述べた。

小泉進次郎農相は23日の閣議後記者会見で、政府備蓄米の放出について一般競争入札から随意契約に切り替え、来週早々にも随意契約の手続きを始める方針を明らかにした。政府が備蓄米の価格を決めて幅広い業者に安値で売り渡すことで、6月初旬をめどにスーパーなどの小売店で「(5キロ)2000円台で並ぶ形で出していく」と述べた。

また、小泉氏は2025年産の主食用米について、24年産より40万トン多い719万トンになるとの見通しを示した。過去5年間で最大の生産量となり04年の調査開始以来、最大の増産幅となる見込みだ。

小泉氏は「秋以降のコメも多く出てくることも受け止めてほしい」と述べ、コメの不足感が解消へ向かうことに期待感を示した。

引用元 政府備蓄米 小泉農相「6月初旬めどに2000円台で店に並べる」

具体的に時期と価格を示したことは良いこと。

備蓄米の放出について、小泉農相は一般競争入札から随意契約に見直すことを検討しているとのことで「今日中に随意契約の詳細設計を報告するように指示している。数日内に発表したい」「安く卸して価格破壊を一定程度起こさないと、世の中の空気は変わらない」と語っている。(参考

意気込みだけで終わらせないで欲しい。出来ることなら、国民が一番気になっている米高騰の原因について、様々な指摘があるが、その原因一つ一つを潰していかなければ、またいつこのような事態が起きてもおかしくない。

ネットの反応

具体的な価格を示したことは善し。あとは実行力とスピード感。
消費者としては米の価格が戻ることは嬉しいことには違いないが、一方で農家の方達は「米は作れば作るほど赤字。今までが安すぎた」と言っている。
これを機にJAの中間搾取を含めた農業の構造を見直す事も必要だと思う。
価格の復元は当然だが、去年からの米暴騰で現在の農政の問題点がいろいろ浮き彫りになった
事実上の減反政策の失策、JAの問題、米農家がまともな利益を得られない問題
そうした問題点にバッサリ大鉈を振るえるかが新たな農水相には期待される
主食である以上、安く購入できるのはありがたい。
だけど、農家の利益もそうだし、多少高くなったとしても、買えるぐらい個人所得が増えるような政策を考えて欲しい。
まだ今の段階では半分期待しています、といった感じだけど、実際にそうなれば評価は素直に上がるでしょうね。
ただ一時的に、だと困ります。




この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!