
小沢氏が執行部に苦言「不信任案、参院選前まではしょっちゅう出していた。通りそうになったら出さないとは国民を馬鹿にした話」
立憲民主党の小沢一郎議員が、内閣不信任決議案の提出に煮え切らない態度の執行部に苦言を呈した。
■立憲民主党・小沢一郎総合選挙対策本部長代行(発言録)
今国会のけじめをどうするか。さんざん自公はダメ、石破茂首相はダメだと批判してきて、最後の結末はいったいどうしようとしているのか。(立憲民主党の野田佳彦代表は)当然、内閣不信任決議案を提出して、国民の期待に応えるべきだ。「最大の政治改革は政権交代だ」と、誰かさんは(昨秋の衆院選で)一生懸命、言っていた。政権を交代させるためには、不信任案を出さないといかんでしょう。
(衆院選前まで野党は)過半数がなかったから、しょっちゅう不信任案を出していた。過半数を持っていない時に一生懸命に不信任案を出して、通りそうになったら出さないとなったら、どういうことだ。これほど、国民を馬鹿にした話はない。
これまでの内閣不信任決議案の提出はパフォーマンスだったのか?と言いたいのだろう。
今回の小沢氏の指摘はごもっとも。本来内閣不信任案は「今の政府ではこのままではダメだ」という時に提出されるべきだが、立憲は恒例行事のように提出を続けてきた。国難だったコロナ禍でもおかまいなしだった。それなのに今回消極的なのは我々から見ても解せない。今までの意味のない提出と矛盾が生じる。
立憲執行部としては、問題が指摘されている石破内閣のまま参院選を向かえた方が都合がいいのだろう。
ネットの反応

この絶好の機会に内閣不信任決議案を提出しなければ、立憲民主党はだらしない野党のままだ。これは小沢の言うとおりだ。

野党のほうが人数が多いのに立憲民主党が内閣不信任決議案を出さないのは立憲民主党のトップたちが「政権を担うのを怖がっている」からだろう。

自分達が今まで出してた不信任案はポーズだったと自ら認めたに等しい。

内閣不信任案なんて出したら下手したら通ってしまうだろ。石破内閣のまま参院選に突入することが大事なんだよ。

出しても、出さなくても、立憲民主党は国民にバカにされているので、野党なのだと思います。