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玉木代表、備蓄米「あと1年たったら動物の餌になるようなもの」が波紋⇒立憲・泉前代表「この局面で使う言葉ではない。改めていただきたい」




衆院農林水産委員会で国民民主党の玉木雄一郎代表が備蓄米について「あと1年たったら動物の餌になるようなもの」と表現。

小泉農相は「事実はそうだとしても、今この(備蓄米の)放出のあり方について取り組んでるときに、ちょっと残念という印象だ」と指摘。

小泉進次郎農相は28日、衆院農林水産委員会で質疑に立った国民民主党の玉木雄一郎代表の発言に苦言を呈した。

玉木氏は衆院農水委で備蓄米について、「あと1年たったら動物の餌になるようなもの」と表現。「1年たったら動物の餌を安く売ると言って、そりゃ安く出ますよ」と述べた。さらに、コシヒカリなどブランド米を安く買いたい需要が高いと説明した上で、「(備蓄米は)本当のニーズではない」とも言及した。

小泉氏は記者団に対し、「事実はそうだとしても、今この(備蓄米の)放出のあり方について取り組んでるときに、ちょっと残念という印象だ」と指摘した。

農林水産省のホームページによると、備蓄米は約5年の保管期間を過ぎれば、飼料用米などとして売却している。

引用元 玉木氏、備蓄米を「1年たったら動物の餌」と表現 小泉農相は苦言

玉木代表の表現に疑問の声が多くあがっている。

多くの非難と指摘を受けたのであろう。玉木代表は「今日の農水委員会質疑での私の「備蓄米は1年で家畜のエサ米になる」との発言について誤解があるようなので補足します」とXに投稿。

色々補足しているが、備蓄米購入を考えている人が「来年には家畜のエサになる米だ」と言われていい気がするはずがない。

一般流通のお米が安価になって欲しいのは誰もが思うことだ。だが、お米自体がスーパーなどから消え、あっても高値のままだ。これを解消するため備蓄米は放出された。備蓄米放出が抜本的解決にならないことは政府は最初から説明している。一方で、小泉農相は事実上の減反政策廃止など、農政改革の推進に意欲を見せている。これをまるっきり信用するわけではないが、今は期待するしかない。

備蓄米の品質についてだが、備蓄米は一定期間、政府の低温倉庫で保管。少なくとも保存期間5年未満のものは、農林水産省も「普通の倉庫で保管したものは、1年もたたずに味が落ちますが、低温で保管したものは、新米とほとんど変わらない品質を保ちます」と説明している。(参考

また、備蓄米は災害時の備えのほかにも「農林水産省では、ごはん食を通じた食育の推進を図るため、こども食堂・こども宅食やフードバンクに政府備蓄米を無償交付しています。また、児童・生徒・幼児等における「米の備蓄制度」への理解促進などのため、学校給食等に使用する米の一部に対し、政府備蓄米を無償または有償で交付しています」とのことだ。(参考

それでは、玉木代表は被災者や子供たちが食す備蓄米についても「備蓄米は1年で家畜のエサ米になる」というつもりか。

これまで期待を集めてきたのに、残念なことがこのところ目立つ国民民主党。政党支持率もジワリと落ちてきているが大丈夫か?




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