
憲法審の自由討議で自民「自衛隊の憲法明記」主張に対し立憲「性別変更要件の改正」要求⇒ネット上で疑問視する声多数
5日の衆院憲法審の「憲法と現実の乖離」をテーマにした自由討議で、自民党は自衛隊の憲法明記を主張。立憲民主党は性同一性障害特例法が定める戸籍上の性別変更要件の改正を求めた。
衆院憲法審査会は5日、「憲法と現実の乖離」をテーマに自由討議を実施した。自民党は、憲法を改正し自衛隊の存在を明文化すべきだと主張した。立憲民主党は、性同一性障害特例法が定める戸籍上の性別変更要件の改正を求めた。
自民の船田元氏は、日本を取り巻く安全保障環境が急変していると強調。歴代政府による自衛隊の合憲解釈ではなく「隊員の士気を維持するため明文化すべきだ」と訴えた。自民は2018年に自衛隊保持を明記する条文案を取りまとめたとも説明した。
日本維新の会の阿部圭史、国民民主党の浅野哲両氏も自衛隊を憲法に明記すべきだと述べた。公明党の浜地雅一氏は、自衛隊の活動は国民の理解を得られているとして「違憲論解消のために改憲が必要というのは無理がある」と指摘。文民統制の観点から議論を進めるべきだとした。
立民の山花郁夫氏は、性別を変更する際に生殖能力喪失を要件とする性同一性障害特例法の規定を違憲で無効だとした23年の最高裁決定に触れ「1年以上放置するのは極めて異例だ」とした。
「憲法と現実の乖離」ということで、最重要とすることをテーマにしたと思うのだが、自民党は自衛隊の憲法明記が重要と考え、立憲は性別変更要件の改正が重要と考えているのだろう。人権派からすれば国防よりも優先度が上ということなのだろうか。
自衛隊は違憲であるという主張は共産党や法曹界の一部などが訴えているが、自衛隊は万が一の国防の要のほかに、災害時の活動など、なくてはならない組織だ。それが違憲状態であっていいはずがない。公明党は疑問視しているようだが、違憲論がある以上、誰にも文句が言われない状態にすべきと考える。自衛隊の活動が国民の理解を得られているのなら尚更だ。
一方で、性別変更要件の改正がそれほど優先度が高いのだろうか。そもそも、これについての理解度がどれほど進んでいるかも不明だ。性同一性障害の方が異性として生活を送りたいということは多くの方が尊重していると思うが、法的に異性になりたいという意見にはまだまだ疑問視する声が多い。
ネットの反応

現実との乖離と言うならば「男性が去勢した所で女性に転化するわけじゃない」と言う「現実」を無視しないでもらいたいですね

文面的には違憲として捉えられる余地があるのは疑いようがない
夫婦別姓は急いで話を進めようというのに
より重要で改正を急ぐ憲法が遅々として進まないのどういう事か?


いつまでも意見だ合憲だの言っていないで、はっきりと明記すればいいものを。
しかしながら、必ず左が邪魔をする。

なんでそんなどうでもいいことに時間を割こうとするんですかね