
玉城知事、県監査委員から「著しく適正を欠く事務処理」と不明な入出金内容があることを指摘される
沖縄県と玉城知事が米ワシントン事務所問題で、県監査委員から「著しく適正を欠く事務処理」と指摘されたという。
沖縄県が米ワシントン事務所を運営するため営業実態のない株式会社を設立していた問題で、県監査委員は3日、県議会と玉城デニー知事に「著しく適正を欠く事務処理」と指摘する報告書を提出した。
報告書には、会社設置に関する起案文書が未作成だったことや、庁内で意思決定の手続きがなく、会計処理について県の適切な指導もなかったことも盛り込まれた。
県監査委は玉城知事に対し、来年3月までに会社の入出金内容を明らかにするよう勧告。「不適正な事務処理が是正されずに行われてきた原因について、改めて検証する必要がある」と意見した。
昨年11月、県議会が県監査委による監査を請求する動議を可決したことを受け、監査は実施された。会社設立を巡る庁内の意思決定過程や資金の流れなどを調べた。
どうやら不明な出入金があったそうだ。県が100%出資し運営している株式会社なのに、不明な出入金があるとはどういうことだ。とてもまともな自治体とは思えない。それに「来年3月までに会社の入出金内容を明らかにするよう勧告」とのことだが、随分悠長なことだ。即明らかにさせるべきだろう。
なお、別の報道によると『玉城知事は「ワシントン駐在の役割を検討し、新たな体制を構築していきたい」と、早くも事務所の再開に改めて強い意欲を示している』とのことだ。(参考)
この様などこから入ってどこに出たのかわからないお金が存在するほど杜撰な運営をしておきながら、今後も存続させたいとは片腹痛い。厚顔無恥とはまさにこのこと。どこかで「何とかなる。責任を取らず逃げ切れる」と思っているのだろう。県民を馬鹿にするのもいい加減にすべき。
ネットの反応

ワシントン事務所の問題について不正や違法行為が行われていたのに、県幹部職員だけではなく玉城知事も平然と虚偽答弁を行い隠蔽を図るなど、どうにかなるとでも考えているのか深刻な問題だと捉えている様子は窺えない。

誰も、一切の責任も取らず、事務所を継続したい!と予算請求するなんで、特別公務員としてはあり得ない言動だね。

逆に百条委員会をやっていて予算も否決されている状態で来年には再始動したいと言っているのに、半年たった今でも入出金内容が明らかでないということが驚き。

(出典 沖縄県公式チャンネル)