
学術会議を「国の特別機関」から特殊法人に移行させる法案が参院内閣委員会で可決。本会議で可決、成立する見通し
日本学術会議が猛反発していた学術会議を現行の「国の特別機関」から特殊法人に移行させる法案が参院内閣委員会で可決された。11日の参院本会議で可決、成立する見通しという。
参院内閣委員会は10日、日本学術会議を現行の「国の特別機関」から特殊法人へと移行させる法案について、自民、公明、日本維新の会の各党の賛成多数で可決した。11日の参院本会議で可決、成立する見通し。
『政府が日本学術会議会員任命拒否の経緯や理由も明らかにせず、科学者の声も聞かずに、10日にも参院内閣委員会での学術会議解体法案の採決を強行しようと狙う中、学者・文化人らは9日、国会周辺で「採決強行を許さない」と廃案を訴え、座り込みを行いました。上野千鶴子東大名誉教授や、「世界平和アピール七人委員会」メンバーの小沼通二・慶応大名誉教授(物理学)も参加。札幌、名古屋、京都の各市でもスタンディングなどの緊急行動に取り組みました』と、しんぶん赤旗が報じていて、学術会議と共産党の猛反発もあったが、可決された。(参考)
また、立憲民主党が修正案を提出したが、否決された。
学術会議の左傾化が著しいのは国民は見抜いている。
中国に配慮したのか、左翼界隈が反対していたのに配慮したのかわからないが、国がIAEAに依頼してALPS処理水の海洋放出について安全性を確認していたのに、学術会議は国益に関わることでも、独自の科学的見解を出さずにいたのだから、「国の特別機関」としての役割を果たしていないと見なされても仕方ない。
学術会議は「政府からの独立性の確保が懸念される」などとして法案の修正を求めていたが、ネット上では「これで独立性が確保されるのでは」といった声もあがっている。
他にも「口は出すな。金は出せはない」といった声もあがっていた。