• HOME
  • 与党 , 政治ニュース
  • 岩屋外相、スパイ防止法「私は慎重」「人権への配慮必要」⇒ネット「開いた口が塞がらない」「先進国グループ間の大事な情報は共有できないのではないか」

岩屋外相、スパイ防止法「私は慎重」「人権への配慮必要」⇒ネット「開いた口が塞がらない」「先進国グループ間の大事な情報は共有できないのではないか」




岩屋外相がスパイ防止法について「私は慎重だ」と明言。

岩屋毅外相は12日の参院外交防衛委員会で、国の重要情報を守るための「スパイ防止法」の制定について、「私は慎重だ」と明言した。日本維新の会の柳ケ瀬裕文氏の質問に答えた。

スパイ防止法を巡っては、自民党治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会会長の高市早苗前経済安全保障担当相が5月27日に石破茂首相に制定を求める提言を手渡した。柳ケ瀬氏は「ぜひやってもらいたい。しかし、40年間、ずっと進んでこなかった。岩屋氏はずっとネガティブな発言をしている」として、見解を求めた。

岩屋氏は「いわゆるスパイ防止法の必要性については、知る権利をはじめ国民の基本的な人権に配慮しながら、多角的な観点から慎重な検討をされ、国民の十分な理解が得られることが望ましい。私は否定的というよりも、慎重な認識を示した」と述べた。「人権への必要な配慮を行いつつ、わが国の国益を確保する観点からどのような対策が必要か、よく考えていきたい」と語った。

柳ケ瀬氏から「なぜ否定的な意見を持っているのか」と問われた岩屋氏は、特定秘密保護法の例を挙げ、「国会でも大議論になった。なぜかというと、知る権利や基本的人権に十分な配慮がなされているかという観点から、さまざまな議論がなされた。スパイ防止法の中身は定かではないが、こういうたぐいの立法を行う場合には、同様の配慮が求められる」と説明した。

首相は5月、スパイ防止法に関して国会で「人的情報について今のままで十分なのかという検証は行わなければならない。人権を守りながらも、わが国の国益を確保するための対策は、今後なお必要な部分があると認識している」と述べた。

引用元 スパイ防止法 岩屋外相「私は慎重」「配慮が求められる」参院外防委 高市氏が首相に提言

左翼政党や左翼メディアや人権派弁護士と同じようなことを言っている。

各国との機密情報交換協定、秘密軍事情報保護協定、軍事情報包括保護協定など、様々な協定に関わってくるだけに、外務大臣がこの認識なのは非常に残念。

一時は日本のファイブアイズ参加論が話題となっていたが、情報収集・分析機能の強化や、スパイ行為を取り締まるスパイ防止法などの法整備が求められると指摘されていた。ファイブアイズ加盟国には機密情報の漏洩を厳格に防ぐ法律が存在するが、日本にはそれがない。安全保障に関わってくる問題なので、防衛大臣同様、外務大臣も成立に積極的になるべきと思うのだが、閣僚にこのような人物がいては。。。外相人事は失敗だったと心底思う。そういえば昭和61年に自民党が制定を目指していたスパイ防止法について、党内で唯一反対したのが今の総務相だった。石破政権ではスパイ防止法制定は難しいような気がする。

多くの外国の報道機関などが、日本の情報セキュリティ対策の甘さや、情報の保護が徹底されていないことを指摘して、日本を「スパイ天国」と認識している。この様な状態で信用が得られるわけがない。

ネットの反応

スパイ行為を防ぐための法律が日本には何もないことが大問題となっている。
そういうことでは先進国グループ間の大事な情報は共有できないのではないか。
外務大臣なら、安全保障政策のひとつ「スパイを取り締まる法律」の必要性と策定を主張しなければならない立場だ。それが法律の策定を否定するのだから、開いた口が塞がらない。
スパイ防止法がない先進国なんて、日本ぐらい。岩屋外相は、中国に擦り寄り過ぎ。
以前ならこの様な安全保障に関わる法律は共産党や社民党が反発するのが普通であったが政府与党から出てくるとは・・・。
石破政権が支持されない大きな原因の一つはこの外相人事である。




この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!