
『新潟コシヒカリ価格急落』がトレンド入りに。スポット市場で3割下落⇒ネット上では疑念の声
銘柄米のスポット市場で、5月下旬から約3割下落しているという現象が起きているという。
卸売業者が銘柄米を日々取引しているスポット市場で、新潟県産コシヒカリなどの価格が直近のピークだった5月下旬から約3割下落したことが18日、コメ市場を調査している米穀データバンクの調べで分かった。備蓄米放出の効果とみられる。スポット市場の流通量は限られるが、コメ全体の店頭価格へ波及するかどうか注目される。
米穀データバンクによると、新潟県産コシヒカリの60キロの価格は3万6千円程度になった。3週連続の下落で、5月下旬からは1万5千円程度下がった。
スポット市場で売買される銘柄米は不足感から価格が急騰し、新潟県産コシヒカリは今年1月に4万円台に突入。5月末に5万円台を付けた。
スポット取引とは、「売り手と買い手が即時に取引を行い、その場で商品と代金を交換する取引方法です。農産物の世界では、在庫を抱える卸売業者がすぐに手放したい場合や、在庫が足りない買い手が即時確保したい場合に利用され、特に穀物類において有効です」と、あくまでも市場取引の方法のひとつで、ひとつの指標にすぎない。(参考)
専門家は「スポット取引はコメ取引全体の4~5%とされるが、複数の民間企業が運営しているため公式的な統計もなければスポット取引の平均価格といったものもない。あくまでもコメ価格に関する一つの指標に過ぎない。ただ市場が動いていることは確かではある。元々スポット取引価格は乱高下が大きいが昨年から異常な価格高騰が続いてきた。急落したといえども前年比で銘柄にもよるが平均1.5倍以上の価格に高止まりしている現状がある。ただしこれまで出てこなかった銘柄米も取引に出始めているということで、備蓄米の放出効果が一定出てきたことは確かである」と指摘している。(参考)
Xでは「新潟コシヒカリ価格急落」がトレンド入りし、こんなコメントが多数あった。



『誰が、なぜ』出荷を止めていたのでしょうかねえ。


そう思われても仕方ないだろう。
本当に米が投機対象になっているのか。政府がここにメスを入れられるか注目される。