
【中国外相が国際司法判断をゴミ扱い】ハーグの南シナ海判決は「歴史のゴミ捨て場に行くべきだ」
中国外相が国際司法判断をゴミ扱いした。
中国の王毅共産党政治局員兼外相は12日、オランダ・ハーグの仲裁裁判所が2016年に中国の南シナ海を巡る領有権主張を退ける判決を下したことを巡り、「(判決は)歴史のゴミ捨て場に行くべきだ」と述べた。
中国外務省によると、訪問先のマレーシアで中国メディアの取材に答えた。
12日は判決から9年に当たる。中国と南シナ海で領有権を争うフィリピンのラザロ外相は11日のビデオ声明で中国側が判決を無視し続け、関連海域で威圧的行動を繰り返していることを非難していた。
引用元 南シナ海判決は「ゴミ」 中国外相
南シナ海における中国の権利主張を巡る問題で、2013年からフィリピンは中国に対して警告を行ってきたが、中国側が拒絶してきたため、2014年、フィリピンはオランダのハーグにある常設仲裁裁判所に対してパネルを設置し、仲裁を要望した。
2016年7月12日、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は、九段線とその囲まれた海域に対する中華人民共和国が主張してきた歴史的権利について、「国際法上の法的根拠がなく、国際法に違反する」とする判断を下した。
さすが中国。日本の抗議には「法的に問題ない」「国内法に乗っ取り」などと反論しているが、国際的な法の判決は「ゴミ」らしい。
こんな国が国連常任理事国というのだから恐ろしい。こんな理不尽な大国を隣国に持つ日本・フィリピン・台湾・インドなどの各国は不幸でしかない。
我が国の政財界の親中派は、どんな相手に頭を下げているのか理解しているのか。
ネットの反応

国内の案件には、いつも「法に基づき対処している」と言って弾圧しているが、国と国との案件には「法」には基づかないんだね。

国際法を守れない中国。過去数十年かけて外資系企業の中国投資で経済成長させてもらった中国は儲けた金で軍事力を上げて近隣諸国の領有権を主張し始めた。

自分たちの支配領域を拡大しようとしてウクライナ侵攻をし、国際的な秩序を大きく崩したロシアを支援している国はやはり同様に『野蛮な思想』に染まっている。

ロシアと同じ国連常任理事国が国際司法の判決を無視する。これは法治国家では無く、「無法国家」の振る舞いでしかない。

国際機関の判決をゴミだと言うならば中国は国連から脱退してほしいものだ。