
「総理をやってると、あんまり楽しいことはない」石破首相のボヤキに小沢氏「愚痴を言うくらいならもう辞めるべき」
石破首相のボヤキに立憲の小沢一郎議員が苦言を呈した。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新。石破茂首相が21日夜、横浜市で行われたアフリカ開発会議(TICAD)の夕食会のあいさつで「大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございませんで…」とぼやいたことに対し、「総理にとって楽しい日本など必要ない」と、ピシャリ指摘した。
「総理にとって楽しい日本など必要ない。物価高で国民は苦しみ、人口減少で地方は崩壊の危機。総理が楽しい訳が無い。頭の中は保身で一杯で国民生活が見えていない。愚痴を言うくらいならもう辞めるべき」と厳しく非難した。
石破首相は、各国首脳らを前にした夕食会のあいさつで「大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございませんで…」と発言。直後に反応したとみられる岩屋毅外相の方を見やり「外務大臣、そこで笑わない」とツッコみつつ「楽しいことは、そんなに多いわけではございません」と、繰り返した。
石破首相の発言は、参院選大敗を受けて自民党で総裁選前倒しの是非判断の手続きが進むなど「石破おろし」にさらされていることから、自身の立場を嘆いた可能性もある。
これは小沢氏の言う通り。石破首相は何を期待していたのだろう。総理になったら周囲がちやほやしてくれると思っていたのだろうか?
そういえば石破首相は、昨年も「普通の大臣の何倍もしんどい。なんせしんどい」「新聞読んだら誰も褒めてくれないし、ネット見たら何だか本当、悲しくなるし。寝る時間はほとんどないし…」などとボヤいていた。長い議員生活の中で歴代の総理がどれだけ大変な思いをしてきたか見ていなかったのだろうか。
歴代最長の自民党総裁かつ歴代最長の内閣総理大臣の安倍元総理があれだけの攻撃や激務の中で、こんなボヤキをしていたという記憶はない。
小沢氏が述べているように、愚痴を言うくらいならさっさと首相の座から降りで楽になればいい。党内からの反発も強まっているので丁度いいではないか。
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