
【石破おろしが吹き荒れるなか、遂に閣内からも反旗】小林環境副大臣「総裁選を早期に実施すべき」「リーダーが責任を取らないことは、組織の自己修正能力が機能不全に…」
注目される自民党総裁選の前倒し実施。党内では石破おろしが吹き荒れるが、遂に閣内からも反旗があがったようだ。
自民党旧岸田派の小林史明環境副大臣は29日、自身のX(旧ツイッター)に、総裁選前倒しの是非を巡り「私自身は総裁選を早期に実施すべきという考えだ」と投稿した。必要なら副大臣を辞任する考えも示した。
自民党総裁選挙の前倒しに向けた手続きが決定されました。元々、私自身は総裁選を早期に実施すべきという考えです。
これまで副大臣という立場から、公に意思を示すことは控えてきましたが、今回の手続きで氏名を公表することが決定されたため、あえて控える必要も無くなりました。…
— 小林史明(衆議院議員/広島6区/福山市) (@kb2474) August 29, 2025
小林氏は「健全な組織は、外部環境の変化や内部の問題に対応し、自らを修正していく能力が機能しています。組織としての失敗に対し、リーダーが責任を取らないことは、組織の自己修正能力が機能不全に陥っていることを内外に示してしまいます。選挙の敗北という結果責任を明確にすることで、組織としての健全性や自浄作用を証明する必要があります。さらに、リーダーの責任が曖昧なままでは、組織の構成員である議員や党員の士気は著しく低下します。トップがその責任を負わない状況は、「何をしても変わらない」という無力感や不信感を組織内に蔓延させエネルギーを削いでしまいます」とコメントしている。
小林氏の投稿には次のようなコメントが投稿されていた。
貴方のご意見は正しいと思います。
貴方のような筋を通せる議員が増えていけば、自民党も復活できると思います。
脅しに屈し自らの意見を表明できない議員は必要ないと思います。
貴方のような筋を通せる議員が増えていけば、自民党も復活できると思います。
脅しに屈し自らの意見を表明できない議員は必要ないと思います。
正論だと思います。
小林先生とは必ずしも考えが一致しない点もありますが、「選挙結果の尊重」という、議会制民主主義を守る、という根本の点で踏み間違えない方で良かったです。色々な圧力があると思いますが、頑張ってください。
小林先生とは必ずしも考えが一致しない点もありますが、「選挙結果の尊重」という、議会制民主主義を守る、という根本の点で踏み間違えない方で良かったです。色々な圧力があると思いますが、頑張ってください。
小林議員のお考えに賛同いたします。
難しい判断だったとは思いますが、
よく決断して公表してくださりました。
難しい判断だったとは思いますが、
よく決断して公表してくださりました。
自民党惨敗の一因に裏金があったにせよ、長としての責任はあるわけです。総裁選で石破さんも出られて信任を得れば良いと思うよ。今のままでは色々とスッキリしない。
総裁選前倒し要求については、他にも小野田紀美小野田紀参院議員や青山繁晴参院議員などがすでに表明している。
他の閣僚の中には総裁選に出馬する人もいると指摘されているが、動きを見せるだろうか。


