小林環境副大臣に続き、斎藤財務副大臣、神田法務政務官も「総裁選の前倒しに賛成」「求められれば辞任する」
自民党の総裁選前倒しについて、小林史明環境副大臣に続き政務三役からまたも反旗。
斎藤洋明財務副大臣も自身のＸで前倒しを求める考えを表明した。
斎藤洋明財務副大臣が前倒し要求 自民総裁選「求められれば辞任する」https://t.co/7ZzOvtXjzl
自身のXで前倒しを求める考えを表明した。「一連の選挙で示された民意に対して、政治的責任を明らかにすべきだ。任命権者より副大臣の辞任を求められれば辞任する」と投稿した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 31, 2025
一連の選挙で示された民意に対して、政治的責任を明らかにすべきです。総裁が代わっても自民党の改革は必要ですが、リーダーがまず率先して責任を明確にすべきです
総裁選の前倒しに賛成するにあたり、任命権者より副大臣の辞任を求められれば辞任します
— さいとう洋明 (@saito_hiroaki_) August 30, 2025
神田潤一法務政務官もＸで「総裁選の前倒しを求めるべきとの考え方に大きく傾いている｡国民にとって重要な政策を前に進めていくために必要」と表明｡
自民総裁選前倒し要求に「大きく傾いている」神田法務政務官 「辞職が必要だとしても」https://t.co/GR8MkzVJVI
神田氏は、石破降ろしとは一線を画してきたが、このまま党内政局が続けば「党に対する支持が大きく低下する」として、総裁選を前倒しすべきだとの意思表示に踏み切った。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 28, 2025
いわゆる「自民党総裁選前倒し」の手続きについての私の考え。
（少し長文になります）昨日の自民党総裁選挙管理委員会で、総裁選挙を前倒しで実施するかどうかの意思確認の方法が決定されたとの報道がある（まだ正式な通知は受け取っていない）。…
— 神田潤一（衆議院議員2期目、法務大臣政務官） (@Jun1CanDo) August 27, 2025
政務三役が次々と総裁選前倒しの要求を表明している訳だが、岩屋外相は、自民党の臨時総裁選の実施をめぐり「政府で仕事をしている以上、石破首相の指揮のもとに与えられた任務や使命を果たしていくことが最大の責任だ。そうでない判断をするならば、しかるべく行動がなされるのが当然のことではないか」と述べ、政務三役が賛成する場合は役職を辞任すべきとの考えを示した。（参考） どうやら石破首相サイドは、総裁選前倒しに賛成した場合、閣僚ら政務三役は辞任すべきという認識らしい。見苦しいけん制だ。もはや権力にしがみつく亡者のようでおぞましい。そんな執行部側のけん制も信念の前には無駄だったらしい。皆さん「求められれば辞する」と述べている。
石破サイドの主張に反論したのがかつて石破首相が会長を務めた石破派（水月会）に所属していた山下貴司元法相。山下氏は「職務を遂行できるかであり、総理への政治的な忠誠心で決めるものではない」と反論。
また「安倍政権下の総裁選で、斎藤健農相が「石破を応援するなら辞表を書いてからやれ」と言われたことに最も怒っていたのは石破会長はじめ石破派の面々でした。また、石破農相は麻生総理に辞職を求めました。しかし、安倍総理も麻生総理も、二人に辞職を求めず罷免もせず、農相の職務を全うさせました」と、石破首相と側近らを牽制していた。
総裁選前倒しめぐり 神田法務大臣政務官「政務官を辞任しても賛成する意向」 と報道されてます。
私は、臨時総裁選に賛成しても、#神田政務官は辞める必要はないし辞めてはならない、と考えています。
理由は、①…
— 山下たかし (@YAMASHITA_OK) August 29, 2025
メディアは世論操作を必死に行い、石破政権を存続させたいようだが、自民党内部はだいぶ混乱状態に陥っている。政務三役が次々と石破政権にNOを突きつけている中、それでも石破首相は首相の座にしがみつこうとし、取り巻きは石破政権を守ろうとしている。こんなことが長期になれば政治空白が続き国民が一番被害を被るし、このままだと本当に自民党が崩壊しかねない。