
石破首相辞任で中国「正直残念」、韓国「日韓関係は後退する可能性」、国内の左派系議員からも惜しむ声
中国共産党が石破首相辞任を「正直残念」というとらえ方をしたそうだ。
中国は石破総理の辞任表明について「正直残念」というとらえ方をしています。
石破総理について中国は、靖国神社を参拝しないなどの政治姿勢を評価していて、▼日本産水産物の輸入再開や、▼ビザなし渡航の再開など、日本との間の懸案を取り除き、関係改善の機運を盛り上げてきました。
引用元 石破総理の辞任表明 中国「正直残念」 これまで石破氏の政治姿勢評価し水産物輸入やビザなし渡航を再開 首脳会談調整に影響も
ビザ緩和措置など、石破政権では米国との同盟関係よりも中国との関係の方を優先した傾向があるので、こういった意見も当然だろう。
韓国は、次に「誰がなっても日韓関係は後退する可能性が高い」との見方をしているようで、次期総理の有力候補の高市氏については「女性版・安倍」と警戒しているそうだ。
韓国では各紙が退陣について1面で報じています。そして、次期総理候補をめぐっては高市氏を「女性版・安倍」と表現するなど、警戒感をあらわにしています。
というのも、韓国では日韓関係を重視する姿勢を示してきた石破総理に対し良い印象がもたれています。その一方で、次期総理候補とされる高市氏や小泉氏については、両氏とも先月15日に靖国神社を参拝したこともあり、警戒感は根強くあります。
特に高市氏について韓国メディアは、「『女性版・安倍』に分類される強硬な右派」などと紹介しています。
大手紙の朝鮮日報は、次に「誰がなっても日韓関係は後退する可能性が高い」との見方を伝えています。
ある韓国政府の関係者は「石破総理の退陣で日韓の協力関係が悪影響を受けるのではないかと、非常に憂慮している」と話していました。
反日家で有名だった李大統領が、日本に友好的な態度に豹変したのも、石破政権だったからなのかもしれない。
また、国内でも左側の人たちから辞任を惜しむ声があがっているという。
「高市総理誕生が最悪」「自民分解の好機だった」リベラル系から石破首相辞任を惜しむ声https://t.co/xyYdpvAujJ
山口二郎法政大教授「自民党を分解に追い込む千載一遇の好機だったのに。石破首相の使命感がどこに向いたのか。結局自民党の延命が最優先だったということか」
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 8, 2025
「リベラル系」とあるが左側の人たちだ。なんとも香ばしい面々に支持されていた石破政権。自民党から保守層が逃げて選挙3連敗するわけだ。
さて、次の首相が注目されるわけだが、今の自民党を立て直し、国民の信頼を取り戻すのは誰がなっても相当に困難な道だ。新興政党の躍進もあるし、石破政権時以上にいばらの道かもしれない。ただ、少なくとも左側から警戒される人がトップになって欲しいと思っている。


