
防衛相が自衛隊への「過度な抗議活動、妨害行為」を批判するも玉城知事「ハレーション起こす」と疑問視⇒妨害行為も認めるの?
中谷防衛相が「沖縄で自衛隊の活動に対する過度な抗議活動、妨害行為が続いている」と批判したを玉城知事が疑問視した。
中谷元防衛相が19日の閣議後記者会見で「沖縄で自衛隊の活動に対する過度な抗議活動、妨害行為が続いている」と批判したことを受け、玉城デニー知事は同日夕、県庁で報道陣の取材に応じた。
「憲法で認められている表現の範囲内で抗議活動を行うことは一定程度、認められる。抗議行動そのものをとらえて大臣が発言するといろいろなハレーションを起こしてしまう」と中谷氏の発言を疑問視した。
沖縄と他の都道府県の違いについて「過重な米軍基地の負担に合わせて自衛隊の配備が増強されている現状から考えると、県民が受け止める感覚は違う。そこは大臣もしっかり受け止めて発言してほしい」と述べた。
沖縄全島エイサーまつりへの自衛隊員の参加に対し、一部の政治家や団体が反対要請を行ったことに関しては「何か誤解や食い違いがあるなら、主催者は十分に説明しておくべきだろうという印象を持っている」と強調。自衛隊に参加を要請した主催者側の対応に注文を付けた。
デモなどの抗議活動は表現の自由の範囲で行えば問題ない。しかし、妨害行為は別。玉城知事は抗議活動についてだけ言及しているが、妨害行為についてのコメントは無いのだろうか。
報道によると、離島防衛を想定した陸上自衛隊と米海兵隊共同の大規模な実働訓練「レゾリュート・ドラゴン(不屈の竜)」の一環で宮古島(沖縄県宮古島市)で行われる予定だった物資輸送の訓練が、反対派の妨害行為によって中止に追い込まれていたという。(参考)
19日の防衛大臣記者会見を見れば解るが、中谷防衛相は主に、妨害行為で訓練の内容を一部変更したことを批判している。そのうえでエイサーまつりの自衛隊排除も問題視しているのだ。それなのに話を逸らして妨害行為について触れないのは卑怯だ。
それとも、玉城知事は妨害行為も抗議活動の一環と考えているのだろうか。だとしたら大問題だ。今後沖縄県の事業で妨害行為があっても、県は文句が言えなくなる。
ネットの反応
相変わらず意地でも話の論点をそらして自分達が正義としか言わないな。


