
野田代表「野党第1党、2党、3党と固まれば、首班指名選挙で衆議院では勝てる可能性が」
立憲民主党の野田代表が「野党第1党、2党、3党と固まれば、首班指名選挙で衆議院では勝てる可能性がある」と述べ、日本維新の会と国民民主党に協議を呼び掛ける考えを明らかにした。
自民党の新総裁が決まった後に行われる総理大臣指名選挙について、立憲民主党の野田代表は来週にも日本維新の会と国民民主党に協議を呼び掛ける考えを明らかにしました。
立憲 野田代表
「野党第1党、2党、3党と固まれば、首班指名選挙で衆議院では勝てる可能性がある。その可能性を全く探らないというのはおかしなことだと思っていますので」野田代表は「まず3党が足並みをそろえられるかどうか調整をすることが前提だ」と述べ、野党連携に向け努力する姿勢を強調しました。
来週にも3党の国会対策委員長が協議する見通しです。
ただ、日本維新の会と国民民主党は総理大臣指名選挙でそれぞれの党首に投票する考えを示していて、一本化するのは難しいのが現状です。
さらに安全保障や原発を巡る基本政策に違いがあるほか、立憲、維新、国民の3党を合わせても議席数が過半数を満たさず、自民党の新総裁が選ばれた後に野党連立政権が誕生する可能性は低い状況です。
維新も国民民主も連立もしくは政策連携を視野に入れ、総裁選を注視していることを忘れてはいけない。維新については連立入りに前のめりとの報道もあり、国民民主は玉木代表が「一足飛びに連立入りは考えていない」と述べているが、所得税の非課税枠を年178万円まで引き上げることとガソリン税の旧暫定税率の廃止の2点を最重要課題として位置付け「新しい総裁になったときにどう向き合うのかを決する試金石になる」と明言している。
さて、立憲は投票先は誰を提案するだろうか。立憲がもしも譲歩するなら可能性もなくはないだろうが、やはり所詮野合なので、難色を示されるだろう。
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