
玉城知事、来年の沖縄県知事選「米軍基地問題などが大きな争点に」⇒県民生活は?基地問題を争点にしたいだけでは?
来年の沖縄県知事選について玉城知事は、辺野古移設など「沖縄の米軍基地問題などが大きな争点になる」との見解を示した。
2期目の任期満了まで残り1年となった沖縄県の玉城デニー知事が29日、報道各社のインタビューに応じ、来年9月に予定されている次期知事選について、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設など「沖縄の米軍基地問題などが大きな争点になる」との見解を示した。辺野古移設については「環境面、予算面、返還期日の面においても全てが不透明。不透明な工事にどれだけ国民の税金をかけなければならないのか」と批判した。
自身の支持母体である「オール沖縄」勢力の退潮傾向に歯止めがかからず、昨年の県議選の惨敗に続き市長選でも連敗を喫している。県内全11市でオール沖縄系の市長はゼロのままだが、玉城氏は「市町村の首長選はそれぞれの地域の事情なども相まって、必ずしもオール沖縄というとらえ方は非常に薄いのではないか」と指摘した。
知事選の前哨戦と位置づけられた7月の参院選の沖縄選挙区で、玉城氏が選対本部長を務めたオール沖縄勢力の高良沙哉氏が当選したことから、「辺野古新基地建設問題などに対する大きなテーマに対しての民意はぶれていないと感じている」と述べ、「今後も全国各地でトークキャラバンをするなど情報発信を頑張っていきたい」と強調した。
ずさんな行政運営の実態が次々と発覚し、今年6月に閉鎖された県の米ワシントン事務所については「新たな体制について検討し、また発足に向けて取り組みを進めていく」とした。
(出典 沖縄県公式HP)
沖縄県の主な課題として、米軍基地問題は確かに争点になるかもしれないが、子どもの貧困・家計所得が全国最低水準・若年層の失業率が全国ワースト1位などの経済的課題、他にも交通インフラの未整備など、むしろ2期にわたる玉城知事の県政運営が争点になって然るべきだと思う。玉城知事は何か誇れる実績を残せただろうか?
基地問題に反発する以外、何もしていないと思われている玉城知事。米軍基地問題しか争点に出来ないのでは?
また、参院選の沖縄選挙区で、高良沙哉氏が当選したことから、玉城知事はオール沖縄の「民意はぶれていない」と語っているが、沖縄県の各市長選の結果から完全に目を逸らしている。
とはいえ、沖縄県では圧倒的な知名度を誇る玉城知事。支持率もそれなりにあるようなので、強力な対立候補が出なければ、3選してしまう可能性はかなり高いと思う。
ネットの反応
いい加減、民意を得ていないのに「オール沖縄」を名乗らないようにして頂きたいです。


