
高市氏の「奈良のシカを蹴り上げる外国人観光客がいる」発言を問題視するメディア。日テレと産経が現地取材すると…
自民党総裁選に立候補している高市氏が「奈良のシカを蹴り上げる外国人観光客がいる」と発言したことが物議を呼んでいる。
日本共産党や東京新聞といった一部のメディアは「外国人によるシカへの暴力は無い」「排外主義的」と、高市氏の発言を非難している。
そんな中、日本テレビと産経新聞が高市氏の発言の検証のために現地で取材を行った。
まずは日本テレビ
では、実際にはどうなのか。日本テレビは奈良公園へ。
中略
シカへの暴行動画が拡散されて以降、奈良公園には時折DJポリスも出動。外国語でシカとの接し方の呼びかけも行っています。
奈良公園でガイドを10年以上する女性
「(Q:外国人観光客がシカに何か危害を加えていたことは?)シカに物を使ってたたいたり、攻撃的な観光客の方は基本的に見かけない。鹿せんべいを持っていることで寄ってきてしまうのを、押してしまう、よけてしまうはある。どの国の方がいらっしゃっていても、長くやらせてもらってるけど見たことないので」公園近くで長年、飲食店を営んでいる人も。
奈良公園の飲食店で25年働く男性
「25年働いています。(Q:踏んだり蹴ったりみたいなことは?)僕は見たことないです。むしろ外国の方の方がフレンドリーにシカと触れ合っている気がします」取材中も、シカに危害を加える外国人観光客を目撃することはありませんでした。
次に産経新聞
■地元旅館関係者は「日常的にある」
一方、奈良公園内の東大寺門前に位置する老舗旅館の担当者は、外国人観光客がシカを乱暴に扱っている場面について「中国語を話す観光客が鹿せんべいをすぐにあげなかったために、突いてきたシカの頭を叩いたり、蹴ったりは日常的にある」と話す。
奈良のシカを巡っては、元迷惑系ユーチューバーで奈良市議のへずまりゅう氏が、シカに乱暴な扱いをする中国人とみられる観光客を注意する様子を撮影した動画をSNSにアップしている。
旅館の担当者は、怒号を飛ばしながら中国人観光客に迫るへずまりゅう氏について「そこまで切れて、怒らんでもよいと思うが…」と指摘した上で、外国人観光客がシカを乱暴に扱っている行為については「この辺で商売している者はみんな見ていると思う。日本人でもシカのことを怒る人はいると思うが、叩く蹴るまではいかない」と述べ、啓発の必要性を訴える。
面白いことに真逆の取材結果を報じている。どちらの報道を信じるかは皆様次第。
ただ、SNSでは実際にシカを蹴ったり叩いたりする動画が複数件拡散されているので、日本人か外国人かは置いといて「シカに危害を加える人はいない」はありえないと思う。
インバウンド急増により外国人がシカに暴力を振るうケースが増えたと思う。ただ、日本人は基本的に奈良のシカを大事にしているが、昔から修学旅行生などが極稀に悪ノリで悪戯するといったことはあると思う。
そもそも高市氏の発言をこれほど問題視するメディアが異常。


