
自民・小野田氏が議員会館の中国製ロボット掃除機を疑問視に、立憲・米山氏が「自分の家だって中国製品だらけ…」と異論も、「個人と議員会館では違う」とド正論を突きつけられる
自民党の小野田紀美議員が議員会館で稼働している中国製のロボット掃除機について、「情報が漏洩する恐れがあるのではないか」と国会で言及したことについて、立憲民主党の米山隆一議員がXでかみついた。しかし、ユーザーから正論を突きつけられてしまった。
SNS上で拡散している、自民党の小野田紀美参院議員が議員会館のロボット掃除機の製造国と安全保障の観点からの調達基準を指摘する動画について、立憲民主党の米山隆一衆院議員が2025年10月10日にXで反応。「不合理な国粋主義は日本を滅ぼします」と異論を唱えた。
■「安全保障的に大丈夫?」
話題となっているのは、4月9日の参院地方創生・デジタル特別委員会で、小野田議員が議員会館で稼働しているロボットの製造国と調達基準について指摘した映像。
小野田議員は稼働しているロボットの製造メーカーを調べたところ、中国企業だったことを指摘し、「安全保障的に『これ大丈夫』って確約が取れてるならいい」とした上で、両院事務局に「清掃ロボットが安全保障的な調達基準を満たしているか否かを誰が確認をしてくださったのか」と質問。両院事務局はこれまで安全保障面における調達基準はなかったと回答していた。
小野田議員は自民党総裁選の際、高市早苗氏の陣営の「キャプテン」を務めたこともあり、高市氏が選出されたあとに大きな注目を集めることに。動画は総裁選後に拡散されていた。
この動画について米山議員は10日にXの引用で、「そんな事を言い出したら自分の家だって中国製品だらけというか、日本製品だって中国部品だらけで買えるものが無くなります」と反論。また、「仮に全て日本国内のサプライチェーンで作った製品だけを使おうというなら膨大なコストで、日本製品が売れなくなります」と指摘した。
さらに、「不合理な国粋主義は日本を滅ぼします」と持論を展開し、「余りの自己矛盾です」とつづっていた。
しかし、このポストに米山議員の元には、揚げ足取るのはやめようよ。議員会館の話でしょ?これは」「個人と議員会館では全く意味合い違うでしょ」「中国製に限らず、機密保持の観点を無視する方が非合理では?」という声が集まっていた。
そんな事を言い出したら自分の家だって中国製品だらけというか、日本製品だって中国部品だらけで買えるものが無くなります。仮に全て日本国内のサプライチェーンで作った製品だけを使おうというなら膨大なコストで、日本製品が売れなくります。不合理な国粋主義は日本を滅ぼします。余りの自己矛盾です https://t.co/tCvpGUkk3I
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) October 10, 2025
何でもかんでも噛みつけばいいってものじゃない。国会議員に当選してから、知事時代のスキャンダルを引きずっていたものの、インテリジェンスが溢れている面もあったと思っていたが、何があったのかこのところちょっと酷い。論点のすり替え等が目立つようになってきた。
カミツキガメの影響を強く受けてしまったのだろうか?
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