
立憲が首班指名で玉木代表を野党統一候補にと画策も、玉木代表「現在の立憲民主党とは組めない」
立憲民主党の目論見にやすやすと乗らない玉木代表。
首班指名選挙を巡り、野田代表ではまとまらない可能性が高いと考えた立憲は、国民民主の玉木代表を野党統一候補に担ぎ上げようと画策しているようだが、玉木代表は「現在の立憲民主党とは組めない」と取材で答えた。
国民民主党の玉木代表は大阪市内で演説し、立憲民主党から玉木氏を野党統一の首相候補にする提案があることについて、基本政策の一致が条件だとの考えを改めて強調しました。
玉木代表「内閣総理大臣を務める覚悟はいつでもあります。内閣総理大臣というのはこの国に起こる全てのことに責任を取ることなんですよ。だから物価高騰対策だけで集まればいいとか、ましてや、期間限定で内閣作ればいい、私はそんな甘いもんじゃないと思ってるんですよ」
玉木氏は基本政策がバラバラでは数合わせで作った政権はすぐダメになるとした上で、一緒に政権を作るのであれば、安全保障やエネルギー政策などで同じ方向を向く必要があると強調しました。
また、その後の取材に対し「現在の立憲民主党とは組めない。 基本政策が違う」と述べました。
民進党の代表選挙の時に、蓮舫さんが「基本政策が一致しないところと政権協力はあり得ない」と語っていたではないか。それと同じことを玉木代表は言っているだけだ。
安住幹事長と榛葉幹事が8日に国会で会談し、安住幹事長が首相指名選挙で、野党候補を一本化すべきだとの認識を榛葉幹事長に伝えた。その際に、安住幹事長が「玉木代表も一本化の有力な候補だ」と伝えたが、榛葉幹事長は会談後、記者団に否定的な認識を示したようで、国民民主は1回目も決選投票も、玉木代表の名前を書く意向に変わりはないという。(参考) 国民民主からすれば、首班指名で玉木代表に投票するのは勝手だが、立憲とは連立は組めないといったところだろう。それでも立憲は野党をまとめ玉木代表に投票するだろうか。
また、榛葉幹事長によると、玉木代表を野党統一候補にする案について、どうやら立憲内でコンセンサスが取れていないとの。今の時点では立憲執行部が先走っているだけのようだ。
ネットの反応
最低限政策の一致を確認する必要性はある。


