
沖縄県知事、誰も評価していない石破首相の戦後メッセージについて「従来の総理談話とはまた違う品格の談話ではないか」→品格もなにも閣議決定すらしてないものですよ?
石破首相が凄まじい執念を見せていた戦後メッセージ。有識者会議の設置や人選に関する報道を目にすることなく発表された。
従来の総理談話に比べ、閣議決定もないものであったためか、反応すら少なかったが、沖縄県の玉城知事が頓珍漢な反応を示している。
戦後メッセージを好意的に捉える玉城知事
党内保守派の反対意見、総裁選での候補者たちからの反対の声を押し切って発表した石破首相の戦後メッセージ。
話題にもならないレベルのものだったが、沖縄県の玉城知事だけは違ったようだ。戦後メッセージの感想を記者から問われ、「(先の大戦を)負けることが分かっていて、なぜあの戦争を避けることができなかったのかに言及したことは、非常に大きな意味がある」「過去の歴史に学び、未来をどう見通すか示唆を与えた意味では、従来の総理談話とはまた違う品格の談話ではないか」と語ったというのだ。(参考)
従来の総理談話と品格が違うものと評価する玉城知事。
それもそのはず。従来の総理談話は閣議決定を経ているのだ。それに今回の談話は
石破首相個人の立場で検証したものだ。
有識者を招聘し、閣議決定を経たものと、首相個人の検討に留まり閣議決定を経ていないものが同じわけがない。
玉城知事には戦後メッセージのような国政に関わることに注目するのではなく、沖縄の県政に関わることに注力してもらいたい。


