立憲・野田代表が維新に忠告「迂闊に連立組むのはやめた方がいい」「私は騙されると思う」⇒焦ってるの？
立憲民主党の野田代表が「それを持って迂闊に連立を組むなんてことはやめた方がいい」と指摘。
自民党との連立協議を進める日本維新の会が「議員定数削減」を絶対条件に掲げたことについて忠告したようだ。
立憲民主党の野田佳彦代表は17日、自民党との連立協議を進める日本維新の会が「議員定数削減」を絶対条件に掲げたことについて「それを持って迂闊に連立を組むなんてことはやめた方がいい」と指摘した。
野田代表は定例会見の場で、自民と維新の連立協議について記者団から問われると「私はかつて、議員定数削減を安倍元首相と党首討論し衆議院を解散をした経験がある。その経験から言うと多分、自民党飲むかもしれないが、私は騙されると思う」と述べて、連立協議をけん制した。
また「党首討論という国民が見ている前で、相当数の議員数削減を通常国会で実現しようと言ったが、一票の格差の是正の範囲で少しやったが、約束したことは履行されていない。国対同士で文書を交わしても守らなかった政党と約束しても、私は信用しちゃいけないと思う。相当、裏を取らなければダメだ。裏を取っても騙される可能性もある」と、維新に対して忠告した。
その上で「政治資金の問題で結論出すことが先だ。公明党が連立から離脱したのは政治資金の問題。自民党の基本姿勢に疑問を感じたからだ。その疑問を感じている相手と政治資金の問題問題についてうやむやにして、次のテーマの定数削減というのは、順番が間違っている」と維新の対応に苦言を呈した。
言いたいことは解らないでもないが、せっかく自民を孤立させられる状況だったのに、維新との連立が成立してしまえば、過半数まであとわずかとなってしまう。そんな状況に焦っているようにしか映らない。
騙す騙されるのは無しとは少し違うが、「自民と連立することで将来、維新消滅のリスクもあり得ると思う」と語っていた維新の吉村代表は、「最後は有権者の判断だと思うんですよ」としたうえで「だから、我々も消滅するリスクがあるかと言ったら、あるかもしれません。でも、だからといって公約として掲げる、日本にとって本当に必要なことをやらずに指をくわえて座っているというのは違う、と僕は思っていて。日本の構造改革が本気でできるのであれば…。その可能性があるのが今だと思っているんですね。で、あるならば日本のために僕らは政治をやっているのであれば、その可能性があるなら、僕はリスクがあっても挑戦すべきだと思うし、それが本来の政治のあり方だと思います。それが違って有権者に『維新はクビだよ』って言われたら、そこでクビ。また新しい政党が出るかも知れないけど、そういうことをやることでイノベーションや新しい道って開けてくるんじゃないかって。日本の３０年間って全然、成長してないので。政治家がリスクを取らなかったら誰がリスクを取るの？って、僕は思います」と語っている。(参考）
相当な覚悟を決めて自民と向き合っていることがわかる。批判ばかりの野田代表とは覚悟が違う。
ネットの反応
民主政権時どれだけ国民を騙し続けて嘘をついたか。