
反市長派が大多数を占める結果になった伊東市議会議員選挙。田久保市長が「もうちょっと政策論争が出来ればよかった」
市政が大混乱に陥っている静岡県の伊東市。田久保市長への不信任決議に端を発した市議会議員選挙の投開票が19日に行われた。
結果は大方の予想通り、大多数を反市長派が占める結果になった。
ただの税金の無駄遣いに終わった市議選。田久保市長の責任は重大だ。
反市長派が大多数を占めた市議選
田久保市長の学歴詐称疑惑に端を発した静岡県の伊東市の大混乱。19日に市議会議員選挙の投開票が行われ、不信任決議案に賛成した前職18人が全員当選する結果になった。
田久保市長は20日朝、報道陣の取材に応じ、選挙結果について「投票率がもう少し伸びてくれると思っていた。でも、市民の関心が高かったのは良かった」「もうちょっと政策論争が出来ればよかった」と語った。(参考)
関心が高かったのは、不信任決議に対して市長の理解に苦しむ議会の解散に怒りを覚えた市民が多かったからではないのか。それに“政策論争”を求めるのであれば、いい加減、学歴詐称疑惑について市民が納得する説明をするべきだ。
この市議会議員選挙についてはモーニングショーの玉川さんが珍しく正論を語っている。
「自分から辞めれば、市長選になって自分で立候補すればいいだけの話だから。結果を見れば、この市長は完全に税金の無駄遣いをやったっていうふうに僕には見えます」と述べたのだ。(参考)
今後、再度不信任決議案が可決されれば、市長は失職することになる。伊東市民の良識が再度問われることになりそうだ。


