
大抜擢!高市内閣発足で小野田紀美氏を経済安保相へ。財務相には片山さつき氏
高市内閣が発足されれば、小野田紀美議員を経済安全保障担当相に起用する意向とのこと。
自民党の高市早苗総裁は21日に発足する新内閣の経済安全保障担当相に小野田紀美参院議員を充てる意向を固めた。高市氏周辺が明らかにした。高市氏は同日召集される第219臨時国会の首相指名選挙で初の女性首相となる第104代首相に選出される見通しだ。
小野田氏は米国出身で、平成28年の参院選岡山県選挙区で初当選した。高市氏に近い保守派の論客として知られ、自民総裁選では高市氏の推薦人を務めた。高市氏は他に片山さつき元地方創生担当相を財務相に起用する方針だ。
小野田氏は外国人政策の担当も兼任するとのこと。小野田氏は当選2回。政務官の経験はあるが副大臣の経験はない。報道が事実であればまさに大抜擢。
経済安全保障担当相に就任と言うことから、高市総裁は小野田氏を後継者としてとらえているのかもしれない。また、外国人政策の担当も兼任するようだが、小野田氏は国会でも日本の学生と留学生の不平等さや「経営管理ビザ」の悪用など、外国人問題について積極的に訴えてきた。今日本人が抱える不安や不満を解消もしくは軽減することが出来るだろうか。
国会の質疑などで主に保守層からの支持が高い小野田氏。政務官としての答弁も毅然とした対応だったことから評価を集めていた。大臣としての手腕はどうなのか注目されるが、期待したい。
また、片山さつき氏を財務相に起用する方針とのことだが、「片山氏は大蔵省(現財務省)出身で、平成16年に女性初の主計官を務めた」と報じられている。(参考) 財務省を熟知したエリートだ。そして、党内きっての積極財政派でも知られていて、今の財務省の天敵のひとりと言える存在だと思う。メディアは高市総裁が積極財政色をどれだけ出せるか注目しているようだが、この人事を見ただけでも本気度が伺える。


