日本維新の会の吉村さん「それぞれ政党がいろんな資金の受け方をやってますので、それぞれが出す法案も、自分たちの受け方に有利な法案になっている」

連立政権入りを果たした日本維新の会が存在感を示している。野党が求め続けている企業団体献金について、代表の吉村さんが大正論をテレビ中継で言い放ったのだ。

吉村さんによれば、資金の受け方は各々の政党で違うとのこと。

企業団体献金に限らず、全ての資金の受け取り方について議論を進めるべきだ。

吉村さんがテレビ中継で大正論

企業団体献金をめぐって野党各党が自民党に要求を突き付けているなか、日本維新の会の吉村さんが大正論を言い放った。

吉村さんは首班指名後のＮＨＫの中継で、企業団体献金について「あるいは労働組合からのお金の受け方。これは国民民主党も立憲民主党も受けています」と指摘した。

さらに、だ。「上限規制のあり方、それから機関誌で政治資金を獲得する方法、これは共産党がやったりしてますが、それぞれ政党がいろんな資金の受け方をやってますので、それぞれが出す法案も、自分たちの受け方に有利な法案になっているので、それじゃあなかなか進まない。実際、進んできませんでした」とも述べたのだ。（参考）

確かに吉村さんの言う通りだ。政治資金を問題にするなら、企業団体献金に限らず、全ての資金の受け取り方について検証するのが筋だ。

特に企業団体献金はダメで労組からは良いというのでは筋が通らない。

与党になっても変わることのない一貫した姿勢。代表の吉村さん、共同代表の藤田さんの手腕に要注目だ。