玉川徹氏「ネットだけで情報を得ている人は大きなリスク」「オールドメディアが信頼性を保てるように…」
玉川徹氏がネット上で拡散されているＡＩ動画について強い懸念を示すとともに、オールドもメディアの信頼性について言及。
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が３０日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演し、ＡＩを使った高市早苗首相を悪用したニセ動画広告がネット上に出回っていることについて私見を述べた。
玉川氏は「こういうものがどんどん広がっていくと、ネットだけで情報を得ている人は大きなリスクを抱えているということになると思うんです」と指摘。「われわれはテレビにいて、新聞とかはオールドメディアと言われていて『信頼できない』と。ネットの中にこそ真実があるんだとうそぶいている人はいっぱいいらっしゃるんだけど、例えばテレビでは何か間違いがあった場合には訂正放送をしなければいけない。われわれは間違ったら必ずそれに対する責任を取らされるんですね」と述べた。
続けて玉川氏は「ところがネットの世界にある情報というのは、間違ったものを流したからといって、それが名誉毀損とかに関することであれば別ですけど、そうじゃない限りは自らそれを訂正するような仕組みはないですよね。法的に訂正させるような仕組みも今はない」とオールドメディアとの違いについて触れた。
玉川氏はさらに「ということを考えると、ネットだけで、オールドメディアは信じられない、ネットだけが真実だという人たちが、もしかしたらあなたダマされてませんか。といったときによくリテラシーが大事だという話をするんだけど。リテラシーが高い人ばかりじゃないですから。当然ながら、だまされてそのままの人もいっぱいいる。削除される前にだまされた人は大きな影響を受ける」とネット上の詐欺広告等で被害にあった人に気を配った。
玉川氏は「ネットの世界が規制が難しいのであれば、われわれオールドメディアがなんとか信頼性を保てるように変わっていって、最終的にそこを頼ってもらえるようなメディアになっていかない限り、こちらも生き残っていけないし、社会のためにもならないと自戒を込めて言いたいと思います」と訴えた。
引用元 玉川徹氏 ＡＩ使った高市首相ニセ動画広告に強い懸念「ネットだけで情報を得ている人は大きなリスクを抱えている」→オールドメディアが信頼性を保てるように変革を
色々な意見を言っているが、ＡＩを使った悪意あるニセ動画は確かに問題。
また、玉川氏はネットの情報を問題視しているが、そもそもメディアが偏向報道ばかりを繰り返し信用を失ったからＳＮＳなどに流れる情報が重宝されるようになった。そして、メディアの信用失墜には玉川氏も大きくかかわっている。もう忘れてしまったのだろうか。
確かにネット上には偽情報も多いが、メディアよりしっかりした情報も多い。見る側がどう判断するかにかかっている。まともな判断力さえ持っていれば、自分で考えて判断できる分、一方的なメディアの情報よりはマシだと思う。それにメディアがおかしな報道を繰り返すから自民党広報があのような対応に出たのではないか。
ネットの情報は誤報があっても責任を取らないと述べているが、オールドメディアも似たような対応は多い。誤報や捏造報道があっても放置か黙って削除するのが関の山だし、謝罪や説明なしに記事の内容をシレッと訂正している場合も多い。大問題になり世間が騒いだ時だけ関係者を処分しているではないか。
信頼性を保てるように変わる必要があるというのなら、まずは玉川氏が模範となり、公平中立を心掛けたらどうだろうか。
ネットの反応
オールドメディアばかり見ている人の方が流れてくる情報が、偏った情報ばかりなので騙されやすいのではないでしょうか