参政党政調会長補佐の豊田さん「政治とカネなどで政治不信が極まっているから議員はいらないとなっているが、実は身を切る改革は民意を切る改革でもある」

国民民主党と同様に陰りが見えてきた参政党の勢い。その勢いに拍車をかけそうなのが、政調会長補佐の豊田さんの発言だ。

参政党が掲げていた公約と真っ向から対立する主張をテレビ番組で言い放ったのだ。

参政党の公約はどうなるの？

元自民党所属の元国会議員の豊田さん。パワハラ疑惑で国政の場から去ったが、今は参政党の政調会長補佐を務めている。

その豊田さんが、読売テレビの番組に出演し、議員定数削減について「政治とカネなどで政治不信が極まっているから議員はいらないとなっているが、実は身を切る改革は民意を切る改革でもある」と言い放った。（参考）

しかし、だ。参政党のホームページに掲載されている”参政党の政策“を見てみると、” 国会議員数を削減し、公設秘書を増やすことで各議員の政策提案力を高める“と記されているのだ。（参考）

党の政策と明らかに矛盾する豊田さんの主張。

参政党はこれまでも、歳費返納と言っていたにも関わらず、その主張を取り下げた議員がいた。（参考）

選挙の前後を通じて、言っていることが違うのは、今に始まったことではないが、これでは参政党の勢いも衰退するのは致し方ない。