
高市総理が本当に「働いて働いて働いて」を実行してしまい、斎藤元経産相「あまりにハードワークだ」「いいパフォーマンスをするには、休憩も必要…」と心配に
高市総理が本当にワークライフバランスを捨て仕事に励んでいることを受け、斎藤元経産相が「あまりにハードワークだ」と心配した。
斉藤氏は「いいパフォーマンスをするには、休憩も必要なのではないかと思うので、ぜひ上手にサボりながらやっていただきたい」と助言した。
衆院予算委員会は7日午前、高市早苗首相と全閣僚が出席する基本的質疑を実施した。最初の質問者で自民党の斎藤健元経済産業相は、首相への期待を語った一方「あまりにハードワークだ」と心配した。首相は7日午前3時過ぎに公邸入りし、予算委に備えていた。
「上手にサボって」
斎藤氏は冒頭、「日本初の女性首相となったことに心から敬意を表したい。これからの活躍を期待する」と語った。続けて、「ただ心配しているのは、あまりにハードワークなのではないかということだ」と述べた。首相が就任直後から東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、日米、日中、日韓などの各首脳会談、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議といった外交日程をこなし、さらに国会日程が続いていることを挙げた。
斎藤氏は、「さすがに『働いて、働いて、働いて』と言っている首相だが、正直心配なところがある。いいパフォーマンスをするには、休憩も必要なのではないかと思うので、ぜひ上手にサボりながらやっていただきたい」と助言した。その上で、首相に経済の成長戦略について尋ねた。
首相、答弁打ち合わせ
首相は斎藤氏の心配に対しては言及せず、「成長戦略の肝は危機管理投資だと考えている。日本成長戦略本部において、17の戦略分野について供給サイドに直接働きかける措置だけでなく、戦略的投資の促進につながる需要サイドからの政策支援を含めて、多角的、戦略的な総合対策をとりまとめるよう、関係大臣に指示した」と説明。「民間有識者にも参画してもらう日本成長戦略会議を早急に開催し、経済対策に盛り込む重点事項を取りまとめて、成長戦略を始動させていく。スピード感を持って検討を進めていく」と強調した。
多くの人は単なる決意表明と思っていただろうが、高市総理は本当に「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」を実行してしまっている。しかも度を越した仕事ぶりのようだ。
歴代総理の働き方にはかねてから心配する声があがっていて、安倍元総理や菅元総理が休みもなく働いていたことが心配されていた。あの石破さんでさえ「ラーメンが食べられない」と愚痴っていた。
国民のために「働いて働いて働いてくれる」のは本当にありがたい限りだが、ご自身の健康状態と相談して無理だけはなさらないように。
斉藤氏が心配してもおそらく高市総理は止まらないだろう。だったらせめて党が徹底サポートするとともに、党内の後ろから撃つ勢力と足を引っ張る勢力くらいはなんとかしてあげて欲しい。


