
共産党の田村委員長、中国の大阪総領事の暴言について「そもそもの始まりは首相の発言だ」
野党までもが珍しく激怒している中国総領事の暴言。しかし、だ。1つの党だけ、他党とは違う姿勢を示している。
それが共産党だ。以前は中国に対しても厳しい姿勢を示していたが、今は中国よりも高市総理への批判の方が、優先度が高いようだ。
共産党の田村委員長がまさかの発言
波紋を広げている中国の総領事の暴言。今回の暴言については野党も反発している。
立憲民主党の安住さんは「日本国民は大変不愉快に思っている。日中関係にとって何らプラスにならない」と不快感を示し、国民民主党の玉木さんは「極めて不適切で、度を越している」と語っている。(参考)
これが一般的な反応だと思うが、共産党の田村委員長は違うようだ。「軍事的緊張を高める」としつつも「そもそもの始まりは首相の発言だ」と語ったのだ。
仮に、だ。田村委員長の姿勢が許されるなら、外交官の発言に節度は不要ということになり、緊張の度合いが高まるのは必定だ。
以前の共産党は、相手が誰であれ、筋を通す主張をしていたはずだ。今の共産党は昔の姿勢を捨てたのか。
今回の田村委員長の発言は残念でならない。


