
閣僚の古い発言を追及する立憲民主党。それで党勢は上向くの??
高市政権発足後、初の本格論戦が行われている臨時国会。しかし、だ。立憲民主党の議員の質疑が多くの人の反感を買っている。
せっかくの党勢回復のチャンスを自ら潰す立憲民主党。こんな野党がいるようでは、我国の政治が良くなるわけがない。
本格論戦の場で政策ではなく、過去の発言に執着
参議院に舞台が移った本格論戦。しかし、そこでも野党第一党が悪目立ちしている。立憲民主党を代表して質疑に立った杉尾さんに至っては、閣僚の過去の発言を追及する始末だ。
生活保護に関して、片山大臣が2012年に「生活保護は生きるか死ぬかのレベルの人がもらうもの」(テレビ番組)などと発言していたと追及した。
片山大臣は、杉尾議員から2018年にも同じ国会質問を受けたとし「その時も申し上げましたが、行き過ぎだったかどうかを含め、私の発言で不快な思いをされた方がいらっしゃったら申し訳ないと申し上げましたし、今も申し上げます」と述べた。杉尾氏は、さらに時間をかけて謝罪を求める質問などを続けた。
片山財務相だけではなく、高市総理、木原官房長官の過去の発言にも、その後言及した杉尾さん。
物価高対策、また防衛費増額等、聞かなければならないことは山ほどあるはずだ。杉尾さんにとっては、過去の閣僚の発言を追及することの方が優先順位が高いということなのか。
立憲民主党は本気で政権と取ろうとしているのか。少なくとも臨時国会の論戦からはそのような姿勢は窺えない。


