野田代表「芳野会長が『旧姓使用を法的根拠にすること自体に反対』と言っています」




立憲民主党の野田代表は、政府が旧姓使用の法制化を目指していることについてXにコメント。

連合の芳野会長が何を語ろうが、立憲がどのように考えているかの方が重要ではないか?ここで芳野会長の主張を持ち出すということは、やはり立憲は連合の言いなりと言っているようなものだ。野田代表は国政選挙で国民から選ばれた代議士で、芳野会長はいち組合の会長にすぎないということを肝に銘じていて欲しい。

また、野田代表は「結婚後の氏をめぐる議論は、誰かに選択を押しつける話ではありません」と言っているが、子どもに親子別姓を押し付けことになると考えないのだろうか。

産経新聞が実施した子供に対するアンケートでは次のような結果だった。

3.もし、法律で「それぞれ別の名字のままでも結婚できる」ことが決まり、お父さんとお母さんが別の名字になったら、子供もお父さんかお母さんのどちらかとはちがう名字になったり、兄弟や姉妹でもちがったり、おなじ家族のなかでちがう名字になってしまうことがあります。こうしたことに賛成(さんせい)ですか、反対(はんたい)ですか。

回答者1954人 男子 女子 全体(%)
○家族で名字が変わってもいいので賛成 16.3 16.9 16.4
○親が決めたのなら仕方がないので賛成 15.0 22.6 18.8
○家族で名字が変わるのはよくないので反対 51.0 49.2 49.4
○よくわからない 18.0 11.4 15.4

4.みなさんが結婚するころには「それぞれ別の名字のままでも結婚できる」と法律が変わっているかもしれません。そのとき、あなたはどうしますか。

回答者1955人 男子 女子 全体(%)
○自分の名字を大切にしたいので別々の名字にしたい 14.3 11.8 13.6
○家族で同じ名字がよいので別々にはしたくない 56.7 63.4 59.9
○よくわからない 29.0 24.9 26.5

引用元 選択的夫婦別姓、「賛成」16%「反対」49% 小中生2000人調査・質問と回答

親同士は納得しても子供が納得できない制度になりかねないということだ。

元々は結婚による氏(姓)の変更で生じるキャリアの中断などといった業務上の不利益を解消したいという意見があり、その解決策として「旧姓の通称使用拡大」が対案として浮上。夫婦同姓の原則は維持しつつ、旧姓を広く使えるようにすることがスタートだった。

政府は元々の「旧姓の通称使用拡大」議論に決着をつけるつもり。ここからさらに選択的夫婦別姓を主張したいのであれば、まずは「旧姓の通称使用拡大」に決着をつけてからだと考える。




この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!