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「高市がイランに派兵しようとしたが、今井参与が羽交い絞めにした!」→状況的に有り得ない4つの理由!親中の今井氏を応援した勢力のデマでは?

高市総理が嫌いな層が大騒ぎ、だ。

雑誌『選択』によれば、何と高市総理がホルムズ海峡に自衛隊を派兵しようとしたが、内閣官房参与の今井氏が羽交い絞めにして食い止めたと言うのだ。

フィクションとしては面白いが、こんな事は状況的に有り得ないのである!

高市総理がイラン派兵を主張したとは思えない4つの理由!!

雑誌『選択』は、4月2日、公式HPを更新し、『高市が「退陣」を口にした夜』と言う記事を配信した。(参考

その内容は、衝撃的で、経産省出身の内閣官房参与の今井尚哉氏が、ホルムズ海峡に自衛隊を送り込もうとした高市総理の執務室に怒鳴り込んで、大説教を高市総理にかまして、阻止したと言うのだ。そして、屈辱に震える高市総理は、今井参与の解任を宣言し、総理を辞めたいと言い出したと言うのだ。

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余りに意味不明だ!創作としては面白いが、事実に即したものなのか?その理由は、第一に、高市総理は自衛隊の派兵を仄めかしたことは、一度も無いと言う事だ。高市総理は、国会答弁でも、早い段階からホルムズ海峡の件について「日本の法律に従って、できることはできるが、できないことはできない。それをしっかりと(トランプ大統領に)伝えるつもりだ」と述べている。

またトランプ大統領が我国、中国、フランス、韓国、イギリスに軍艦を送って欲しいとSNSで訴えたのは3月14日だが、16日には高市総理も木原官房長官も否定している。ロイター通信も同日の記事で、高市総理は「事態の早期鎮静化」を訴え、ホルムズ海峡への派兵はしないと決めたと報じている。(参考

もし今井氏が羽交い絞めにするほどに高市総理がホルムズ海峡に自衛隊を送りたがっていたのであれば、この時点で、兆候や痕跡が出ているはずだ。しかし、それはないのである。

第二に、高市総理は、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃に対し、法的評価を避けるなど一定の距離を置いてきた。実際、首脳会談でも「解決できるのは、ドナルドだけ」と暗にアメリカの責任を伝えている。こんな状態で、高市総理が送りたがったと言うのは、無理がある。派兵したいのであれば、アメリカの大義をもっと訴えているべきだ。

第三に、今回の訪米は、外務省主導だったと言う事だ。毎日新聞の報道によれば、高市総理は、訪米に向けたレクを2回行ったが、そこには「外交アドバイザー役の秋葉剛男内閣特別顧問、市川恵一国家安全保障局長、外務省の船越健裕事務次官などが2回とも参加し、防衛や財務など他の省の幹部も出席」したと言うのだ。(参考)総理1人がイキって決めれるものではないのだ。

第四に、今井氏は高市総理から既に外されていると言う事だ。週刊新潮は、1月15日、「高市氏も対中政策で今井氏に助けを求めたそうですが、意見が合わず激しい言い合いになってしまったようです。彼からすれば、高市氏は外務省の振り付けに従っている。そうした姿勢を是正しようと忠言したのでしょう」とある。(参考) これは、今回の訪米で外務省に総理が頼っている事とも符合する。つまり、高市総理は親中の今井氏を既に遠ざけていたのだ。

こう考えると、一つの説が浮かび上がる。高市総理から1月の段階で今井氏が敬遠されてしまった事に焦った今井氏の周辺が、こうした情報を流しているのではないか、と言う事だ。つまり、今井氏を応援する親中勢力による陰謀なのではないかと言う事だ。

そもそも気が合わなくて切られる予定だが、ただ切られるのはプライドが許さないから、こういう“ナラティブ”を流していると言う可能性も指摘されかねない状況でもある。

その意味で、今井氏は、無用の誤解を避けるためにも、こうした報道は大誤報であると、ご自身の口から説明するべきであろう。

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