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「責任逃れか」「トカゲの尻尾切りか」 辺野古転覆事故後の団体解散に批判噴出




沖縄県名護市辺野古沖で今年3月、平和学習中だった同志社国際高校2年の武石知華さんら2人が死亡した抗議船転覆事故。この極めて重大な事案を巡り、船を運航していた「ヘリ基地反対協議会」の加盟団体が事故後に解散していたことが明らかになった。平成15年に設立され、約500人の会員を擁していたとされる同団体の突然の幕引きに対し、ネット上だけでなく社会全体から「責任逃れではないか」「トカゲの尻尾切りでは」と厳しい視線が注がれている。

安全管理の徹底が叫ばれる中、未来ある高校生らの尊い命が奪われた今回の事故は、単なる運航不注意の枠を超え、活動主体のガバナンス体制そのものに大きな疑問を投げかけた。事故直後のタイミングでの組織解散という選択は、遺族への誠実な補償や、事故の真相究明から「逃げた」と捉えられても一言もない。組織が消滅することで、法的・道義的責任の所在が曖昧になるのではないかという懸念が広がるのは当然の帰結といえる。

さらに、同協議会の公式ホームページには「12団体が加盟」と記載されているにもかかわらず、共同代表への取材で実際には「10団体」に減少していることが露呈するなど、組織の実態や管理の杜撰さも浮き彫りになった。共産党の地方委員会が構成団体に名を連ね、船長に同党からの出馬経験があったことなど、政治的背景も絡む中でのこの不透明な動きは、活動の正当性そのものを揺るがせている。

大義を掲げる活動であったとしても、安全対策を怠り、人命を失わせた結果に対する説明責任から目を背けることは許されない。今回の解散劇は、遺族への不誠実さとして社会的に強く記憶されることになるだろう。組織の形を変えようとも、当事者たちが背負うべき社会的責任と十字架が消えることは決してない。




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