
【沖縄県知事選】「決められぬ中央」に地方と玉城知事が激怒 中道改革連合・小川執行部に突きつけられた最後通牒の深刻度
9月の沖縄県知事選を前に、国政野党「中道改革連合」の足元が激しく揺らいでいる。
現職の玉城デニー沖縄県知事を支援する意向を表明した沖縄県内支部に対し、党本部は候補者の支持に関する機関決定を見送り、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設への賛否すら曖昧なままである。この「決められない中央」の優柔不断さに、地方組織の怒りは完全に頂点に達している。
■玉城知事も激怒「一番信頼を持てない」
当事者である玉城知事自身も、中道改革連合の姿勢に対して厳しい批判の矛先を向けている。
玉城知事は「国民にとって、決められない政治が一番信頼を持てない」と言い放ち、中央の事なかれ主義を猛烈に批判した。沖縄にとって、辺野古移設をはじめとする米軍基地問題は極めて重要である。二者択一を迫られる現場に対し、明確な方針も示さず「自主投票」でお茶を濁そうとする小川淳也代表ら執行部の姿勢は、政治政党としてのあからさまな責任放棄にほかならない。
■県内支部からも噴出する「失望」と最後通牒
地方組織のトップである新垣邦男支部長も、党本部の姿勢に対し「(中央が)明確な対応を示し切れていないことに少し失望している」と語り、苦渋の胸中と中央への不信感を露わにしている。
さらに、同席した屋良朝博元衆院議員の「中道にとどまることに固執する必要はない」という言葉は、離党をも辞さない覚悟の「最後通牒」である。国政での支持拡大や党内融和を優先するあまり、最も過酷な対立の最前線に立つ地方を切り捨てる中央に対し、地方側はもはや「期待する価値すらない」と完全に見限っている。
■指導者としての「覚悟」はあるか
本質的な対立から目を背け、曖昧な言葉でごまかし続ける小川代表の姿勢は、指導者としての覚悟の欠如を露呈している。
今、中道改革連合が直面しているのは、単なる地方組織の「造反」ではない。玉城知事や沖縄の地方組織から突きつけられた、現実から逃げ続けた小川執行部への決定的な「決別宣言」である。現場の信頼を失った政党に、国政を担う資格など絶対にない。今回の「沖縄の反発」と中央の優柔不断な姿勢は、間違いなく党全体の「離党ドミノ」や求心力低下に拍車をかける危険性を孕んでいる。
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