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玉城デニー知事「島々の振興をなくして、沖縄の振興はありません」⇒先島首長らが長年指摘してきた「離島軽視」批判とのギャップ、選挙直前の発信に「対策では?」の声




8月20日、沖縄県の玉城デニー知事は自身のX(旧Twitter)で動画付き投稿を公開した。

「沖縄の島々には受け継がれてきた、伝統・歴史・文化・自然、そして、人と人との温かいつながりがあります。島々の振興をなくして、沖縄の振興はありません」

と強調し、遠隔医療・巡回診療の充実、島外受診の渡航費助成拡充、オンライン教育環境整備、教職員・医師・看護師向け住宅整備、船舶・航空運賃や物流コストの負担軽減、再生可能エネルギーやデジタル技術を活用した持続可能な島づくり、農林水産業・観光の魅力向上による雇用創出などを具体的に列挙した。
「島の未来は沖縄の未来です」と締めくくり、全力で取り組む姿勢をアピールする内容だ。

しかし、この発言に対して地元からは疑問の声も上がっている。

先島首長らとの間に生じる「離島軽視」の溝

宮古・八重山地域の首長らからは、これまで玉城県政に対する「離島軽視」批判が繰り返し出されてきた。最大の対立点は、有事を念頭に置いた空港や港湾の「特定重要拠点」化をめぐる対応である。地元自治体がインフラ整備を強く求めたのに対し、県が慎重姿勢を示したことで、石垣市の中山義隆市長や与那国町の糸数健一町長らから強い不満が表明された。さらに、災害対応や医療、教育などの課題についても「離島が後回しにされている」との指摘が相次いでいる。

投開票を控えた選挙対策との見方

今回の発言に対し、県側はこれまでも離島計画に基づき予算を計上してきたと主張している。しかし、告示直前というタイミングでのアピールに対しては、先島地域での票を獲得するための「選挙対策」ではないかとの見方も広がっている。

知事選を通して、これまでの離島施策の評価や地元首長との対話のあり方が問われることになる。




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