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「深く深くお詫び」も…】野田佳彦氏に落選者から厳しい批判 「高い授業料」「けじめを」の声




中道改革連合の野田佳彦前共同代表が9月7日、ブログを更新し、中道と立憲民主党、公明党による3党合流の断念について「誠に悔しく残念でなりません」としたうえで、「深く深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

一方で野田氏は、中道結成について「物価高で苦しむ生活者の姿に真摯に寄り添い、欧米発の右傾化と分断の波にストップをかけようという挑戦でした」と意義を強調。2月の衆院選で中道が大敗したことについては「この敗北こそが合流を阻んだ最大の理由でしょう」と分析した。

さらに、中道が比例代表で約1043万票を獲得したことを挙げ、「中道勢力の結集を決して諦めません」と再結集への意欲を示した。

しかし、その言葉を冷ややかに受け止める向きもある。

1月、当時立憲民主党代表だった野田氏は、公明党代表だった斉藤鉄夫氏とともに中道の設立を主導し、共同代表に就任した。だが、2月の衆院選で中道は大きく議席を減らし、両氏は共同代表を引責辞任。さらに8月31日には3党合流の断念が決まった。

この際、野田氏は記者団からの取材に「ノーコメント」とだけ答えている。

こうした経緯もあり、野田氏に対しては、特に2月の衆院選で落選した立憲出身者を中心に厳しい批判が出ている。

藤原規眞前衆院議員は8月31日、Xに「野田佳彦氏から、愚鈍で無知蒙昧なリーダーを選ぶと組織はどうなるかを学んだ。高い授業料だった」と投稿した。

川内博史氏も野田氏に「けじめを付けたまえ」と迫っている。

もちろん、野田氏は選挙敗北の責任を取って共同代表を辞任しており、今回も支援者に謝罪している。しかし、落選した側からすれば、看板を中道に変えた直後の選挙で議席を失い、その後わずか7カ月余りで3党合流まで頓挫したことへの不満は簡単には消えないだろう。

野田氏は「中道の大きな塊は時代の要請」として再結集を訴える。だが、新たな「塊」を作るのであれば、その前に問われるのは、なぜ中道結成が選挙で支持を得られなかったのか、そしてなぜ合流構想まで破綻したのかという総括ではないか。

「深く深くお詫び」して再出発を語る野田氏。その一方で、敗北の当事者からは「高い授業料」「けじめを」との声が上がる。この温度差こそ、中道が再出発するうえで避けて通れない問題なのかもしれない。




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