
田村智子氏「高市政権が異常な介入」⇒では共産党本部は? 玉城氏を支援・募金、赤旗は古謝氏を「選挙違反疑惑」追及
沖縄県知事選で自民党などが推薦した古謝玄太氏の当選が確実となったことを受け、日本共産党の田村智子委員長が13日夜、今回の選挙について「官邸と自民党がこの選挙に介入した」「高市早苗政権が異常な介入をした」と批判した。
しかし、この発言を聞いて疑問に感じるのは、「では、日本共産党本部は今回の選挙にどう関わっていたのか」ということだ。
実際、共産党は玉城デニー氏の3選に向けて積極的に動いていた。田村氏自身が玉城氏への支援を訴え、小池晃書記局長らも応援に参加。「勝利に向けて全力で頑張る」と呼びかけていた。
さらに党本部と沖縄県委員会は、玉城氏の勝利に向けて全国からの支援を呼びかけ、沖縄の知人への働きかけや現地ボランティア、SNSでの動画拡散に加え、「選挙募金」への協力まで求めていた。共産党も党を挙げて玉城氏の勝利を目指していたのである。
一方、「しんぶん赤旗」は選挙期間中、古謝氏側の決起集会をめぐり、1000円の飲み放題やクイズ景品などを取り上げ、「公選法違反疑い」「さらに公選法違反か」と相次いで追及した。自らが支援する候補の選挙戦を後押しする一方、相手陣営には厳しい目を向けていたわけだ。
もちろん、国政政党が地方選に関与してはいけないということではない。政党が自らの政策や主張に近い候補者を支援することは、当然認められるべきだ。
そして、高市総理や政府側の動きについても、政府としての関与と、自民党としての選挙活動は分けて考える必要がある。高市総理は、自民党総裁として、自民党が推薦する候補を応援するという立場で動いているはずだ。それを直ちに「高市政権による異常な介入」と位置付けるのは、果たして適切なのだろうか。
問題なのは、共産党が玉城氏を支援したことではない。自分たちが候補者を積極的に支援し、募金やSNSでの呼びかけまで行っていた一方で、相手側の支援を「異常な介入」と批判していることだ。
「自分たちの支援は正当、相手の支援は異常」。そんなダブルスタンダードになっていないのか。田村氏には、まずこの点を説明してもらいたい。
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