
杉尾氏が週刊金曜日の「国会で質問するとSNSで叩かれる」を引用⇒問題があったから批判されたのでは?
「国会で質問するとSNSで叩かれる」…。立憲民主党の杉尾秀哉氏が9月18日、週刊金曜日の特集を紹介し、SNS上の誹謗中傷や根拠のない虚偽情報の拡散が「政治の熟議」を脅かしていると訴えた。もちろん、根拠のないデマや人格攻撃まで正当化されるわけではない。しかし、政治家の国会質問や言動に対する批判まで「叩かれる」と一括りにするのは、いかがなものだろうか。
むしろ杉尾氏には、自身の国会質問を振り返っていただきたい。
今年6月、杉尾氏は高市総理をめぐる「中傷動画」問題について、週刊文春の報道をもとに国会で約30分にわたって追及した。実際、報道を受けて国会で取り上げること自体が問題なのではない。問題は、追及する側がその情報を自ら十分に裏取り、検証したのかということだ。
その後、文春側は一部動画について「時系列上の問題点」が確認されたとして、関連動画の公開を一時停止し、本文も修正した。文春は「疑惑の根幹を揺るがすものではない」と説明しているが、少なくとも報道の一部に問題があったことは認めている。
それならば問いたい。週刊誌が報じたからといって、それを十分に検証せず国会に持ち込み、貴重な審議時間を費やしてしまったのであれば、その責任は誰が負うのか。
国会には限られた時間しかなく、その運営には当然、多額の公費が投入されている。国民の税金によって支えられた審議時間を使う以上、質問する側には情報の正確性を確認する責任があるはずだ。
「政治の熟議」を守りたいのであれば、政治家への批判を減らすことではなく、まず自らが何を根拠に国会で追及するのかを厳しく検証することではないか。
SNSで批判されたから問題なのではない。問題のある言動や、検証の不十分な情報をもとにした国会追及だったからこそ、批判された可能性を考えるべきではないだろうか。
💬 このニュースに関するXの反応・意見を見る
X(Twitter)でこの記事の投稿を見る(コメント・リポスト)

