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玉川徹氏「GDPで負けている日本人はアジアの金メダルに飢えている」→なぜGDPが関係する? そんなひねくれたコメント必要?




愛知・名古屋アジア大会で日本選手の活躍が続いている。9月29日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」で、元テレビ朝日社員の玉川徹氏が、この盛り上がりについて独自の分析を披露した。

玉川氏は、日本人がアジア大会の金メダルを「すごく欲している」「飢えている」のではないかと指摘。その理由として、世界大会ならもっと上の選手がいる一方、日本はかつて経済的にアジア1位だったものの、現在は韓国や台湾にも1人当たりGDPで負けているため、「アジアの中でもトップになれたら嬉しいと思う状況にあるのではないか」と語った。

しかし、この分析にはどうにも違和感がある。

日本選手が国際大会で金メダルを獲得すれば、日本人が喜ぶ。それは別に不思議なことではない。まして今回のアジア大会は、日本での開催が1994年の広島大会以来、32年ぶりとなる自国開催である。

それならば、「日本選手が頑張って金メダルを取った。だから嬉しい」で十分ではないのか。

もちろん、コメンテーターとして「なぜ関心が高いのか」を分析しようとすること自体は仕事の一つである。しかし、そこから突然「日本人は経済的にアジアで負けているから、スポーツで勝つことに飢えている」という話にまで飛躍するには、相応の根拠が必要である。

しかも、今回の発言では、日本人が金メダルを喜ぶ理由とGDPの相対的な低下を結びつける具体的な調査やデータが示されたわけではない。

日本選手の活躍を素直に喜ぶのではなく、そこにまで経済的な「敗北感」を持ち込む必要があるのだろうか。

コメンテーターとして何か分析しなければならない、という意識があるのかもしれない。しかし、すべての出来事に複雑な意味を付け加えればいいというものでもない。

日本選手が金メダルを取った。開催国の選手が活躍した。だから嬉しい。それで十分ではないか。

わざわざGDPまで持ち出して、日本人の喜びを「飢えている」などと分析する。こんなひねくれたコメントが、本当に必要なのだろうか。

時には、選手たちの努力と活躍を「おめでとう、よくやった」と素直に称えるだけでもいいのではないだろうか。




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