
小川淳也氏「中道に無駄なことは1つもなかった」→本当にそうですか? 議席激減、合流破談、中道分裂…どう見ても“無駄だらけ”な気がするが
民主改革の会の小川淳也代表の発言が話題になっている。
小川氏は「中道に無駄なことは1つもなかった。未来に責任を持てる政治のために全力を尽くす」といった趣旨を語ったという。
本人にとっては、そう振り返るだけの理由があるのだろう。しかし、ここで一つ聞きたい。いったい何が「無駄ではなかった」のだろうか。
2026年2月の衆院選で、中道改革連合は大幅に議席を減らした。選挙後に目指した立憲民主党などとの合流構想も破談。その後、中道改革連合そのものが分裂し、旧立憲勢力は「民主改革の会」へ、公明党系は公明党へと戻る形になった。
つまり、選挙で大きく議席を失い、目指した政党再編も実現せず、最後には結成した政党そのものが分裂したのである。
もちろん、公明党側から見れば議席を増やしたという結果があり、単純にすべてを「無駄」と評価することはできない。しかし、旧立憲勢力にとってはどうなのか。議席を大幅に減らしたうえ、合流構想も実らず、さらに大量の衆院議員が離れた立憲民主党は、政党交付金の減少などで財政面でも厳しい状況に置かれている。
そして、さらに国民が疑問を持ちかねないのが、現在の中道改革連合の存続である。
中道は分裂したにもかかわらず、選挙で発生した支払いなどを理由に、1人を残して政党として存続する形になった。そこには約11億円ともされる未交付の政党交付金が絡む。
選挙で議席を大幅に減らし、合流も破談し、政党そのものも分裂。それでも「無駄なことは1つもなかった」というのであれば、国民としては「では、どこが無駄ではなかったのか」と聞きたくなる。
政治家にとって必要な支出であったとしても、その原資は国民の税金である政党交付金だ。
小川氏がそう総括するのは自由である。しかし、これまでの経緯を並べてみれば、「無駄だらけな気がするが……」という疑問が出てくるのも無理はない。
未来に責任を持つというのであれば、まず過去の結果を国民にどう説明するのか。その説明こそ求められているのではないか。
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