
岡本代表、国会で「減税より一律8万円給付」を主張した3日後に賛成も? 政策判断の一貫性はどこへ
公明党の岡本三成代表が、消費税減税をめぐって注目される発言をした。10月10日付の日本経済新聞の報道によると、政府が検討する所得連動型給付について、対象などを明示・修正すれば、消費税減税と一本化した法案に「賛成の可能性が出てくる」と述べたという。
しかし、わずか3日前の国会での発言を振り返ると、疑問が浮かぶ。
つまり、岡本氏は単に給付を支持していたのではない。政府が進める消費税減税に対し、その財源を給付に回すべきだと主張していたのだ。
それが3日後には、条件付きとはいえ、消費税減税法案への賛成もあり得るという。所得連動型給付の対象などを明確にすることが条件であり、無条件の方針転換と断定することはできない。しかし、先日まで減税より給付が望ましいと訴えていたのなら、なぜ判断が変わり得るのか。従来の主張との整合性について、説明が求められるのではないか。
ちなみに、公明党本部の公式世論調査ではないが、公明党所属の佐渡市議がXで募ったアンケートでは、食料品の消費税を1%に引き下げる案が67.4%、1人8万円の一律給付が23.2%だった。回答者が自ら参加する形式のため、国民全体の意見を示す数字ではないものの、興味深い結果ではある。
世論を踏まえて政策を見直すこと自体は否定されるべきではない。だが、国会で政府案を否定し、別の政策を強く求めたのであれば、その判断を変える際には理由を説明する責任がある。
岡本代表に問いたい。10兆円を一律給付に使うべきだと主張した根拠は、3日間でどう変わったのか。政策判断の軸は、いったいどこにあるのだろうか。
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