デマと印象操作によって国益を損なった岩田健太郎氏が与えた、観光業界や医療政策への大損害!観光業界の自殺者にどうお詫びするのか?訴訟を検討すべき!?日本の感染者数は世界7位なのに、トップの悪印象…それは全部あなたの責任ではないですか?逃げ得は許さない!
岩田健太郎氏が「ダイヤモンド・プリンセスは新型コロナウイルス製造装置」というデマ動画を投稿し、彼を船内に「招き入れた」高山参与(医師)から事実誤認があると指摘され、動画を削除し、逃亡した問題。
動画を削除したのにもかかわらず、外国人記者クラブで記者会見し、しかも、彼のデマは海外メディアに喜々として取り上げられ、風評被害は大変な有様になっている。Fainacial Times、BBC、Reuters、Washington post、CNN、the Guardian等々の主要メディアで取り上げられ、拡散してしまっているのだ。それは今尚続いている。
岩田教授のデマにより、日本は危険な国家という印象が拡大!!
既に岩田氏の主張のファクトチェックは、過去の記事でも行ったが、ポイントは、①岩田氏はたった二時間弱で追い出されたという事実を発信していないし船内を全部調査もしていなかった、②感染症の専門家は乗船していないというのはデマ、③岩田氏の主張する完全なゾーニングは船内の構造上不可能、④シエラレオネの方がましというのはデマ、⑤エピカーブをとっていないというのもデマ、だった。
しかし、岩田氏がYouTubeで何も考えずに、しかも、悪意を持って英語版でも発信し(なぜ善意だとしたらわざわざ英語で?)、その後も喜々として、外国人記者クラブや個別会見を行い、英字メディアの取材を受けたせいで、本人はダイヤモンド・プリンセスについて話しているつもりであっても、世界中に日本が危険な感染蔓延国であるというイメージを与え、日本国内にはパニックをあおる結果だけになった。
例えば、以下は、2020年2月24日時点の「感染者数トップ10カ国の、人口100万人当たりの感染者数」だが、日本は7位でしかない。
1位:中国55.29人、
2位:シンガポール15.78人、
3位:韓国14.775人、
4位:香港9.88人、
5位:イタリア2.596人、
6位:台湾1.187人、
7位:日本1.162人、
8位:イラン0.522人、
9位:タイ0.516人、
10位:米国0.107人
しかし、今や日本は韓国と2位を争う感染国という印象で、国際社会から風評被害を受けているが、これに岩田氏が大きく貢献しているのは、明らかだ。動画を削除して済む問題ではない。
しかも、これによって何が起きるかは明白だ。観光業の大打撃、国内のパニック、感染症業界と厚労省の関係にヒビといった国益と国民の生命財産への危機だ。
観光業は大打撃、国内はパニックの危険!!自殺者がでたらどう詫びるのか?
言うまでもなく、いまや観光業は風評被害で大打撃をこうむりつつある。
何が起きるかは東日本大震災の時を思い起こせば簡単だ。
おそらく口にしたくはないが、場合によってはあの時のように事業がどうにも行かなくなる会社や個人も出てくるであろう。こうした人に対しての責任を彼はどうするべきなのか?
福島県相馬市の酪農家の男性(54)が今月、自ら命を絶った。「残った酪農家は原発に負けないで頑張ってください」。メッセージは、新築したばかりの堆肥(たいひ)舎の壁に残されていた。
男性は、東京電力福島第一原発から約60キロ離れた相馬市の山あいの小さな集落で、約40頭の乳牛を飼っていた。なだらかな斜面の奥に母屋があり、手前に牛舎と堆肥舎が並ぶ。
(中略)
原発事故で3月21日に原乳が出荷停止となり、搾った原乳を捨てる日々が約1カ月続いた。「牛乳が出せないからお金も入らない」と仲間たちにこぼした。
(中略)
今月11日午前、広報誌を配りに訪れたJA職員が、亡くなっている男性を堆肥舎で見つけた。ベニヤの壁には、白いチョークでメッセージが残されていた。
姉ちゃんには大変おせわになりました。原発さえなければと思ます。残った酪農家は原発にまけないで願張て下さい。仕事をする気力をなくしました。(妻と子ども2人の名前)ごめんなさい。なにもできない父親でした。仏様の両親にもうしわけございません。(一部省略、原文ママ)
隣の牛舎には、黒板に「原発で手足ちぎられ酪農家」「やる気力なくした」といった言葉がつづられていた。
14日、相馬市で葬儀が営まれた。家族や酪農家ら200人が男性の死を悼んだ。フィリピンから駆けつけた妻子3人は寄り添い、泣きじゃくっていたという。
岩田氏は、今後発生するであろうこうした事案に対し、どう責任を取るのか。以前は、こんな、のほほんとした意見を言っていたのに。
また、国内のパニックも問題だ。本来はコロナウイルスではない人間が不安を覚えて殺到すれば医療は一瞬で崩壊する。本来治療を受けるべき患者が治療を受けられずに死亡する。また、不必要に病院が人間で長時間あふれるので、院内感染も増加する。
ある感染症医は「今私が極めて危惧してるのは、教授の過剰な表現によるリスコミ崩壊(感染症医が絶対やっちゃいけないこと)、そして感染症業界と厚労省の関係性にヒビが入ることです。物事の順序や配慮、現場への敬意、そういうものが足りないと言わざるを得ない。後のことも考えないと告発も逆効果になりかねないです」と指摘するが、まさにその通りだ。(参考)
このように岩田氏の大罪は明らかだ。
自民党の長島昭久衆議院議員は以下のように正論で指摘しているが、岩田氏はまったく応じていない。
岩田先生の感染症医師としての良心を疑うつもりはありませんが、「動画の削除とお詫び」だけで済む話ではないと思います。すでに英語圏はじめ世界に拡散されてしまいました。しかも、なぜ削除するのか不明。事実誤認があったというなら、速やかに国内は固より国際社会に対しても訂正して頂きたい。 https://t.co/Iy18sU7bdJ
— 長島昭久 (@nagashima21) February 19, 2020
はっきり言って彼は、自分が政府の感染症対策のメンバーに選ばれなかったこと、船でメンバーとトラブルになり、その腹いせにこの動画を撒き散らしたのではないか?そういわれても仕方のないふるまいだ。それもわざわざ英文でもだ。このことがどんなことになるか考えがない至らなかったのだろうか?こんな人物が研究や教育の現場にいるとは何と恐ろしいことか。こんな人物教壇に立つべきではない。
そして、こうしたデマは絶対に許してはいけない。
政府も含めて、観光業界などは岩田氏に損害賠償を請求するべきだろう。
国民もこうした無責任な輩を決して許してはいけない。