次期衆院選で枝野代表を討つ姿勢の山本代表。びびって山本太郎を都知事候補に押し込みたい立憲民主党！？
新型コロナウイルスが猛威振るう中、れいわ新選組の山本太郎代表は、新型コロナウイルスへの見解等を示していない。
山本氏が強くＰＲしていることと言えば、自身が応援に入っていた京都市長選。
新型コロナウイルスや、緊張度合いが増してきた中東情勢に対する見解も聞きたいものだ。
そんな山本氏に対して振ってわいた話がある。それが、野党統一候補として東京都知事選への擁立だ。
山本太郎氏を都知事選に立憲民主党が擁立！？
山本氏は昨年の参院選では、全国比例から出馬したが、初当選を決めた２０１３年の参院選では、東京選挙区から出馬している。
そこに目をつけたのが、立憲民主党で選対委員長を務める長妻昭氏だ。
立憲民主党の長妻昭選対委員長は２３日夜のＢＳ日テレ番組で、７月５日投開票の東京都知事選にれいわ新選組の山本太郎代表を野党統一候補として擁立する可能性に言及した。「他党の意見も聞かないといけないが、十分検討の余地はある」と述べた。
山本氏自身、都知事選への出馬について、「選択肢として排除しない」としている。（参考）
立憲民主党の選対委員長の言葉とはいえ、野党第一党の選対委員長の発言だ。当然、擁立に向けた動きがあるのかと思いきや、長妻選対委員長の上司にあたる枝野代表は、知らぬ存ぜぬの姿勢を示した。
立憲民主党の枝野幸男代表は３１日の記者会見で、東京都知事選（６月１８日告示、７月５日投開票）をめぐり、同党の長妻昭選対委員長が野党統一候補としてれいわ新選組の山本太郎代表の擁立に言及したことに関し、「少なくとも党都連で、そういうことを検討したという報告は受けていない」と述べた。
まさに無責任。枝野代表の態度は、山本氏が消費税撤廃・減税を求めたときから、一貫している。つまり相手にしていないのだ。
山本氏が発表した２０２０年の党として活動方針
日本共産党以外には相手にされてこなかった山本氏。そんな山本氏が「２０２０れいわ新選組活動方針」を発表した。
その活動方針では、次期衆院選に関して、「消費税を５％に減税」という共通政策が結べた場合に限り、野党と共闘して、選挙に挑むとしている。
共通政策を結ぶことが出来ない場合には、「消費税は廃止」で、独自の戦いを進めていくとした。
独自の戦いとなれば、候補者を擁立するしかない。候補者調整を踏まえ、必ず擁立するわけではないとしながらも、参院選におけるれいわ新選組の得票数を落とし込み、擁立する可能性がある選挙区をいくつか挙げている。
？？？
もちろん上記は、数多く挙がっていた選挙区を一部抜粋したものだ。
そして赤枠で囲ったが、埼玉５区にも候補者擁立の構えを見せているのだ。
埼玉５区を地元とする政治家は、この人だ！
埼玉５区は、立憲民主党代表・枝野代表の選挙区だ。
山本氏は、共闘を呼び掛けておきながら、共通政策が結べなかったら、枝野氏を討伐する気だ。
衆院選という国政選挙の場が、極左勢力同士の内ゲバの場となろうとしているが、見ものだ。
次いで、山本氏が初当選した思い出の土地、東京を見てみよう。
流石、思い出の地東京。東京は全ての選挙区が挙がっている。
東京の小選挙区選出の立憲民主党の主な国会議員と言えば、悪夢の元首相菅直人氏、海江田万里氏、そして都知事候補をとして山本氏の名前を挙げた長妻昭氏だ。
野党共闘を求めておきながら、一方的に擁立する可能性がある選挙区を提示した山本氏。調整を前提にするならば、調整後に選挙区を発表すればいいはずだ。
こんなやり方をしていては、野合すら叶うまい。宣戦布告をされた立憲民主党。野党第一党として、山本氏をどのように扱っていくのか。
国の行く末に大きく影響を及ぼす、国政選挙が極左勢力の内ゲバ抗争の場になりそうだ。