岡田晴恵氏の研究員時代に「実験データ不適切使用」「パワハラ行為」の問題があったことを感染研の元同僚が証言
村西とおる氏のツイート
岡田晴恵さまは2009年のインフルエンザの時「日本は滅びます」とやった。この度は「20万人が死にます」と空恐ろしいことを悲しい遠い目をして口にし、テレビにご出演。怖いのはコロナではない。人の不幸は飯のタネメディアの使い走りとなっている、かくのごときアカデミークラスの感染学の名優たち
— 村西とおる (@Muranishi_Toru) March 17, 2020
そんな岡田晴恵氏ですが、週刊文春が国立感染症研究所ウイルス研究員時代の問題を報じました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、連日ワイドショーに登場するようになった岡田晴恵・白鷗大教授(57)。元国立感染症研究所の研究員の経歴から、感染症の専門家としてテレビで引っ張りだこの岡田氏だが、感染研時代に実験データを巡り、不適切な取り扱いを指摘され、問題となっていたことが「週刊文春」の取材でわかった。
複数の感染研の元同僚が、「週刊文春」の取材に対して、証言した。
その一人はこう語る。
「岡田さんの『麻疹の細胞性免疫』に関する論文について、実験データの取り扱いが不適切だと問題になった。実験データから導き出せない結論や、不都合な実験結果を除去してグラフを作ったのではないかと。当時の所長が部員から聞き取りをした後、『生データを出しなさい』と要請したが、岡田さんは完全無視。それで所長は、(岡田氏の上司の)部長宛てに『論文を取り消すべきではないか』との文書を出しています」
内部調査は進んだが、壁にぶち当たる。
「実際に実験を行うのは実験補助員で、データをどう取り扱ったのか全て知っている。そこで所長は『実験ノートを持ってきてくれ』と頼みましたが、実験補助員は断った。後で周囲に『岡田さんが怖くてできなかった』と漏らしていました。普段から実験をがんばっても岡田さんが気に入らないと『クビにしてやる!』と怒鳴られたりしていたので、脅えてしまったのです」(同前)
結局、論文問題はうやむやとなり、2009年に岡田氏は感染研を退職した。
3月15日、岡田氏を直撃した。
――実験データの改ざんが問題になったのは事実でしょうか?
「……」
――実験補助員へのパワハラ行為は?
「なにもないです、なにもないです」
その後、メールで詳細な事実確認を行ったが、締め切りまでに返事はなかった。
岡田氏は、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を巡る主張や、PCR検査の拡大を感染研OBが妨害しているとの発言が、論議を呼んでいる。
3月18日(木)発売の「週刊文春」では、岡田氏が感染研で「女王様」と呼ばれるようになった理由、岡田氏を寵愛した上司との関係、感染研を辞めるに至った経緯などを、詳報する。
ワイドショーが重用している岡田氏にも文集砲が飛び出ました。
『アゴラ』や『月刊Hanada』でマスメディア・政治家の問題点を論理的に指摘するブロガーの藤原かずえ氏も次のように指摘。
週刊文春
岡田さんの論文について、実験データの取り扱いが不適切だと問題になった。実験データから導き出せない結論や…今回も岡田氏は「PCRで全数調査すれば臨床症状がわかる」と断言しました。偽陽性だらけの実験データから臨床症状が導き出せるわけないでしょ(笑)https://t.co/QgTfJ615fI
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) March 17, 2020
メディアも岡田氏を重用するのなら、このうやむやになった問題をハッキリさせるべきだと思う。
この証言が真実ならば、公共の電波で語らせていい人物であるはずがない。