山本太郎氏「安倍総理！」森ゆうこ＆たつみコータロー議員他「たいほ！たいほ！」山本氏「さっさと逮捕しようぜ！」(2018年) → 山本氏「農地で被曝しながら生産する生産者の方々」（2020年3月11日）
ネット上で、山本太郎代表が「安倍総理！逮捕！逮捕！さっさと逮捕！」とあおりまくり、これに国民民主党の森ゆうこ議員、そして、共産党の大幹部たつみコータロー前議員が爆笑しながら「逮捕！逮捕！」とはやし立てる異常な動画が炎上している。
この動画は２０１８年３月１２日の官邸前抗議の様子だが、彼らの本質は何も変わっていない。山本代表は今年の３月１１日の東日本大震災のメッセージでも「自ら農地で被曝しながら生産活動を続ける生産者の方々」などと大暴言を吐いていたのだ。
もはや「れいわオウム真理教」と化した彼らの正体を紹介しよう。
山本太郎氏「安倍総理！」森ゆうこ＆たつみコータロー議員他「たいほ！たいほ！」山本氏「さっさと逮捕しようぜ！」(2018年)
3月１６日、あるれいわ新選組支持者が以下の動画を投稿し、物議をかもした。
https://twitter.com/nh3aibrS1cwuaks/status/1239565557747175424
（現在は非公開になったので、以下の動画をご覧いただきたい）
動画は、２０１８年３月１２日の官邸前デモの様子の一部だが、異様な光景が広がっていた。
山本太郎議員（当時）が「安倍総理！」と叫ぶと、自由党（当時、現在は国民民主党）の森ゆうこ議員、そして、共産党の大幹部たつみコータロー議員（当時、現在は落選）や支持者たちが爆笑しながら「たいほ！たいほ！」と合いの手を入れている。
右端は爆笑する、共産党のたつみ参議院議員（当時）
そして、山本氏が「安倍総理ィ！」と煽り、「たいほぉ！たいほぉ！」と合いの手を何度か繰り返した上で、山本氏は「国会議員辞めろという前に、さっさと逮捕しようぜって話なんですよ！この国の為に、安倍総理、どうかたいほされてくださいって話なんですよぉ！！」と締め、これに森ゆうこ議員、たつみ議員、支持者が笑顔で拍手している。
手拍子しながら爆笑する、森ゆうこ議員
総理辞職どころか、国会議員辞職でもなく、今すぐ逮捕しろ！とはおだやかではない。立憲主義もへったくれもない。特に森ゆうこ議員は、小沢一郎の腐敗を検察が追及した際に、国策捜査だ！と陰謀論をぶち上げてまで批判したのに、ひどいダブルスタンダードだ。
まさに暴力革命を信奉する危険な集団だ。
一方、安倍総理以下、与党側は一度も破防法監視団体である共産党やその新選組である「れいわ新選組」を逮捕しろなどと発言はおろか考えたこともない。あの悪夢の民主党政権時代であっても、怪しげなデモを実行して、「鳩山逮捕！」「菅逮捕！」「野田逮捕！」などと叫んだことはない。
そして、山本代表以下の異常さは、現在も変わっていない。
山本太郎代表「農地で被曝しながら生産する生産者の方々」（2020年3月11日）
今年３月１１日は、言うまでもなく９回目の東日本大震災の日であった。各党が哀悼の意をささげたが、れいわ新選組だけが異様な行動を示した。
山本代表は、「改めまして、衷心より哀悼の意を表します。」としながらも、「自ら農地で被曝しながら生産活動を続ける生産者の方々」などと差別意識丸出しの最低の暴言を吐いたのだ。よりにもよって、３月１１日の追悼のコメントで、だ。（参考）
そもそも、れいわ新選組は、「日本を守る、とはあなたを守ることから始まる。」「何度でもやり直せる社会を構築する」を綱領に掲げている。しかし、被災地の人間を差別から守らず、やり直せないようにしており、綱領を守る気がないことがわかる。
これには自民党の細野豪志議員がかみついた。
3.11 山本太郎 代表談話 「東日本大震災から9年を迎えるにあたって」
自ら農地で被曝しながら生産活動を続ける生産者の方々…
↓
福島の農作物は安全だ。福島の復興駅伝に反対したあの時と全く変わっていない。消費税のみで山本太郎氏を評価する危険性を再認識させられる。https://t.co/oGxZMmOJNQ— 細野豪志 Goshi Hosono (@hosono_54) March 14, 2020
当然の正論だ。しかし、山本代表の返答はすごい珍説であった。
生産者の安全と食物の安全の話のすり替えでしょうか？
田畑によっては、電離則や炉規法で言う放射線管理区域の数倍に及ぶ場合もあります。自ら土壌を測定する当事者たちからの声を受けて国会で過去に何度も質疑している内容。
参考 https://t.co/YvvKwFBBuZ
この問題にも光をあてて戴ければ幸いです。 https://t.co/wYGRYBKHJQ— 山本太郎 住まいは権利！ (@yamamototaro0) March 15, 2020
意味不明だ。山本代表は、「細野議員は作物の安全性を指摘して、話をすり替えしている」と反論するが、高濃度に放射能汚染された土地から検出限界の作物ができるはずがない。だいたいそんなことを言うのであれば、山本氏の珍説のように高濃度汚染地域であっても作物から検出されないならば食べればよいではないか。
とても過去に弁当を指しながら「ベクレてんのやろう」と最低の暴言を吐いた方とも思えぬ発言だ。
いずれにせよ、れいわ新選組は危険な段階に達している。
もはや、れいわ新選組ではなく、れいわオウムと呼ぶべき存在だ。これに媚びを売る日本共産党、そして、旧民主党の一部は「麻原彰晃の再来」に手を貸していると自覚されたい。