小池都知事の発言でパニックになったスーパーの店員「何度も『感染爆発 重大局面』なんて書かれたフリップを掲げながら真顔で言えば、そりゃ、誰もが不安になりますよ」と大激怒!まさに小池都知事は「コロナを利用する人」
小池百合子東京都知事が、突如発言した「東京封鎖」や「ロックダウン」。小池氏が発した後、メディアは、こぞってロックダウンを行っている欧米諸国の都市の様子を報じた。
小池氏は一応都知事なので、彼女が発した「ロックダウン」のインパクトは凄まじく、多くの人が抱いていた新型コロナウイルスに対する不安を煽る結果となった。そして多くの都民が扇動に巻き込まれることとなった。この一部始終をしっかりと検証、思い起こしたい。
不安を煽った結果、スーパーは一時品薄状態に陥った!大混雑でクラスターも形成!?
東京五輪・パラリンピックの延期が、IOCバッハ会長と安倍総理の英断で国民に伝えられたのが3月24日夜だった。その翌日25日夜に小池氏が緊急会見を行い、「感染爆発 重大局面」と訴えた。
その結果がこれだ。
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「午後8時過ぎからでした。急にお客さんが増えてきたと思ったら、お米、カップ麺、乾麺、缶詰、精肉、レトルト食品、冷凍食品など保存がきく食品から順に、次々に棚が空になっていきました」
東京都中野区内にあるスーパーの店員は、疲れた表情でそう話し、続けた。
「小池知事の記者会見があったのは後で知りました。何度も『感染爆発 重大局面』なんて書かれたフリップを掲げながら真顔で言えば、そりゃ、誰もが不安になりますよ」
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この店員さんの発言を聞いても、普段のスーパーとは違う様相だったことがよくわかる。
小池氏の発言で、多くの人が不安を覚えた証左だ。
この不安を煽った会見、パフォーマンスのために行われたことは、今となっては否定できない。
これは都知事選に向けた小池劇場の幕開け
小池氏が再び、小池劇場を「不安」を題材に幕開けしようとしている。
小池劇場を開演する理由は、ただ一つ。
それは今年の夏に予定されている都知事選だ。
都知事選を前にして、小池氏は、自分の印象をよくするために、小池劇場を復活させた。
昨日も知新では申し上げたが、コロナ騒動を見ていると世の中には3種類の人がいるのだ。
コロナに怯える人
コロナと戦う人
コロナを利用する人
小池は、この中の三番目、「コロナを利用する人」だ。
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このところ地味な言動に徹していた小池氏だが、五輪延期決定とそれに伴う知事再選が確実となった途端、新型コロナウイルス感染拡大への対応で、3月25日夜に「オーバーシュート(感染爆発)の重大局面」と首都封鎖(ロックダウン)も辞さない方針を突然打ち出した。テレビカメラの前で見得を切るなど、得意技だった小池流パフォーマンスも復活させた。
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引用記事でも指摘されているが、五輪延期が決まった直後から、パフォーマンスを再開させた。
そして、そのパフォーマンスはテレビ受けも良いようだ。
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コロナ騒動で、一時は沈下していた小池都知事の人気も再燃してきた。
「ワイドショーやニュース番組もコロナ騒動で視聴率が上がっている。主役は小池都知事ですよ。『感染爆発』とか危険なことを言えば言うほど上がるらしいから困ったものです」
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小池氏のパフォーマンスは、小池氏の恩師であり、交際疑惑もあった小泉純一郎氏に似ている。印象に残るフレーズを使い人々の関心を惹くのだ。特に彼女は前職がアナウンサーであったこともあり、非常に話がお上手だ。これに多くの人が騙されてきた。
小池氏が、仮に、自身のパフォーマンスの目的でないというなら、3月25日の会見で、自粛要請を出すと同時に、生活必需品の買い物は、「必要」なもので「不要不急」ではないと発言するべきだったのだ。
小池氏は、自身のパフォーマンスの為に、人々の不安を煽っている。政治家の仕事は、人々の不安を煽ることではなく、人々の生命・生活を守ることが、最重要の仕事だ。
小池氏のやっていることは政治家として、断じて許されるものではない。ただの政治屋の所業だ。
このような人物が、日本の首都東京の知事をやっていることは、人々にとって不幸としか言いようがない。
今年の東京都知事選で、有権者が、小池劇場に惑わされず、小池都政に審判をくだすことを期待したい。
くどいが、小池氏は「コロナを利用する人」だ。要注意だ。