
36.8度で、平熱より0.1度高いとPCR検査を受けた橋下徹氏、「自分なら24時間365日記者会見やる」と珍説!その上、「特措法により、知事の権限と責任をもって決めるべき」→ 「知事に責任を負わせるクソ法」と矛盾発言
橋下徹氏は、一私人である。
しかし、3月24日に37.3度の発熱し、26日には36.8度に下がったものの、不安になったのか翌日に病院に飛び込み、どうやったのかPCR検査をほぼ平熱なのに受けた。ふつうは受けられないのに、政府の重要な人物でもないのに、大パニックの橋下氏は検査を受けられたのである。
何か特別なコネでもお使いになったのだろうか?まずこれに関する説明が必要だろう。
他人にはPCR検査をむやみに広げるべきではないとしながら、御自分は微熱か平熱かで検査を、まるで特権のように受けるとは、まことに上級国民として模範的な態度だが、その橋下氏が珍説で安倍総理を攻撃し始めたのだ。
それも珍説と手のひら返しばかりで、まるで倒閣運動を始めたかのように。
36.8度で、平熱より0.1度高いとPCR検査を受けた橋下徹氏、「自分なら24時間365日記者会見やる」と珍説!
さて、生放送で安住アナから、一私人のはずの橋下氏が、なぜPCR検査を受けられたのかというツッコミを受けて、見事なパニックを演じたことも記憶に新しい。
「軽症者は自宅で寝てろ」と言ってた橋下徹が、安住アナにPCR検査を受けた経緯を問われ
「それね、安住さん生放送でやめてください。みんなが思っていることなんですから。腹の中でみんなが思っていることなんです」
と逃げる。橋下の卑怯さを如実に示す。
(世論の理性さん)pic.twitter.com/CQDcb0LpAG— 君に届け!滑稽新聞@空気を読むな (@akasakaromantei) April 19, 2020
そんな橋下氏だが、一部のメディアが展開する橋下総理論に気をよくしたのか、宮崎哲弥氏などと結託し、テレビで「橋下総理ならこうする!」と安倍総理批判を始めた。
大阪府知事、市長を務めた橋下徹氏が30日、カンテレ「報道ランナー」(後4・45)にコメンテーターとして出演し、新実彰平アナウンサーから「橋下総理なら」と問われて答えた。
番組では新型コロナウイルスの感染拡大が続く現状について話し合った。ひとつのテーマとして、安倍晋三首相の記者会見の数を取り上げた。例として米国のトランプ大統領がほぼ毎日会見していると伝えた。
新実アナは「安倍総理は新型コロナウイルスに関してというと、5回」とし、これには囲み取材などは除くと注釈を付け加えた。首相よりも、西村康稔経済再生担当大臣や専門家が前に出ている印象があると伝えた。
コメンテーターの宮崎哲弥氏が意見を求められ、「ありていに言うと、いっぱいいっぱい。余裕がない」と返答。
新実アナが橋下氏に「橋下総理ならこの状況でどのくらいの頻度で記者会見をしますか」と尋ねた。橋下氏は「毎日やる」と即答。「24時間365日。記者がいなくてもしゃべる」として、「ちょっと冗談だけど」と補足した。
いったい何を考えているのか?ちょっと冗談ではなく、とんだ妄想だ。お前にいっぱいいっぱいなどと言う権利もないし、総理経験もないのに何がわかるのか。
一国の総理が毎日記者会見などやってたら仕事にならない。広報官は総理の仕事ではない。いかに橋下氏が反射神経とパフォーマンスだけのすっからかん人間かよくわかる発言で非常に残念ことだった。
そもそも引き合いに出されたトランプ大統領の毎日記者会見は不評だ。例えば、不正確な情報を口にしたり、当初の楽観論を翻したり、その場で部下に訂正されたりといった内容に、6割の米国民が不信感を抱いているとの報道もある。(参考)
また、大統領に近い共和党議員からも「長すぎる。メッセージが脱線」「専門家に任せるべき」と苦言が相次いでいるという。(参考)
あまりよろしくないことで、橋下氏が総理に向いていないことがよくわかる。
今度知新では、「毎日コロナウイルスに関する総理会見が必要か?」と言うアンケートも実施してみようと考えているが、おそらく多くの賛同は常識的に得られないであろう。
橋下氏「特措法により、知事の権限と責任をもって決めるべき」→ 「知事に責任を負わせるクソ法」と矛盾発言
橋下氏の珍説はやまない。
4月7日には、特措法により知事の権限と責任をもって決めるべきと、一切の権限も責任のない橋下氏は述べていた。実際、橋下氏の口癖は、「ニアイズベター(現場に任せよ)」で、と構想もこの発想に基づいていた。
これこそ、特措法が想定していること。地域の実情に合わせ、知事の権限と責任をもって決めること。政府が決めることではないし、ましてや国会議員が議論するものでもない。やるなら都道府県議会で議論するもの。 https://t.co/vYV835Bz0s
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 7, 2020
しかし、4月11日には、こんなことを言い出した。
接待伴う飲食店、全国で利用自粛要請 首相、政府対策本部で表明 – 毎日新聞 https://t.co/wQAMDSunYf
➡︎ほんと特措法はクソ法律。政府が全権限とお金を含めての全責任を持てばいい。— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 11, 2020
橋下氏は、「特措法はクソ法律。政府が全権限とお金を含めての全責任を持てばいい。」と言い出したのだ。
まさに矛盾する発言であり、それならと構想もすべて不要。政府が全部やればいいということになる。
また、政府が逃げて、地方の首長に責任を押し付けていると言った趣旨の発言もあったが、この点は、アメリカの事例を上げて、ゴールデンウィーク開けに橋下氏の発言がいかに事実に基づいていない間違った発言であったかをご説明しよう。
このように橋下氏がコロナ問題で見せているのは、瞬発芸だけ。長期的な思考も何もない。
今までは、しっかりとした事実に基づいた発言をしていたのにどうしたことなのか?
まさか小池都知事とかと裏で何かやっておられるのではあるまいか?
そんな人物は、さっさと私人として大人しく自粛生活を営んでいただきたい。