同じパフォーマー山本太郎氏もびっくり!?パフォーマー小池百合子氏
2020年7月に東京都知事選が予定されている。その都知事選のために、新型コロナウイルスをフル活用しているのが、現職の小池百合子都知事だ。
新型コロナウイルスを利用し、選挙に向けたパフォーマンスに明け暮れる小池氏に、同じくパフォーマーの山本太郎氏もびっくりしているようだ。
小池氏の立て続けのパフォーマンス。過去に対立候補として名前が挙がった山本太郎氏
小池氏のパフォーマンスと言えば、「感染爆発重大局面」「オーバーシュート」「ロックダウン」と言った国民・都民の不安を無駄に煽るものが有名だ。
そのようなパフォーマンスを通じて、小池氏は、自身の存在感を高め、都知事選に臨もうとしている。
その都知事選に、小池氏の対立候補として名前が挙がったのが、山本太郎氏だ。
立憲民主党の長妻昭選対委員長は23日夜のBS日テレ番組で、東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)に、れいわ新選組の山本太郎代表を野党統一候補として擁立する可能性に言及した。番組で「他党の意見も聞かないといけないが、十分検討の余地はある」と述べた。
山本氏は都知事選への出馬について、かねて「選択肢としては排除しない」と述べている。
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野党第一党の選対委員長から、お声がかかった山本氏。そんな山本氏も国会議員時代には、数々のパフォーマンスをしていた。
生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表は18日の参院本会議で、安倍晋三首相の問責決議案の記名投票に際し、議場をゆっくり歩く「牛歩」戦術で議事進行を遅らせた。投票直前には焼香のしぐさを見せるパフォーマンスを行った。
山本氏は17日の参院平和安全法制特別委員会で、安全保障関連法案の採決時に「自民党が死んだ日」と書かれたプラカードを掲示。18日の参院本会議では喪服に身を包み審議に臨んでいた。
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上記のようなパフォーマンスに、国会議員時代は明け暮れていた山本氏。そんなパフォーマー山本氏をもってしても、小池氏の都知事選に向けたパフォーマンスには勝てる気がしないようだ。
パフォーマー小池氏の強さにたじろぐ山本氏
都知事選に野党第一党の選対委員長から声がかかった山本氏。都知事選を前にして、心境を語っていた。
れいわ新選組の山本太郎代表は30日の記者会見で、7月の東京都知事選について、新型コロナウイルス対応で注目される小池百合子知事に勝つのは難しいとの認識を示し、立候補を見送る可能性を改めて示唆した。「毎日、選挙活動的に露出していて圧勝ムードだ。対抗馬として立つのはなかなか難しい」と述べた。
同時に「人を救える力がありながら、救っていないのは現政権と一緒だ。怒りを感じている」と小池都政を批判。
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山本氏に、そこまで言わせるパフォーマンスをしている小池氏。
国会議員時代に、パフォーマンスに明け暮れていた山本氏をもってしても、小池氏の連日のパフォーマンスに打ち勝つのは難しいようだ。
新型コロナウイルスを最大限に利用する小池氏。その先にあるのは、国民・都民の安心ではない。小池氏が見据えているのは、都知事選で再選を果たすこと。
そして、その先の東京五輪・パラリンピックを開催都市の知事として迎えることだけだ。
自分ファーストを貫く小池氏に、到底、これ以上、都知事の任にあたる資格はない。