ろくに集計も出来ない??そしてまさかの誤魔化し?!悪質極まりない小池都政!
日本の首都東京を預かる小池氏。新型コロナウイルス対応をも都知事選に利用しようとしているその姿勢には、大きな失望を抱かざるを得ない。そしてその結果、首都圏は、最も緊急事態宣言の解除が遅れる事となった。千葉県民と埼玉県民は、すでに解除要件を満たしているにも関わらず、解除されない煽りをくらったのだ。
そんな小池氏にさらに「不都合な真実」が浮上した。
それが、新型コロナウイルス感染症の入院患者数を事実上、誤魔化しているというものだ。
東京都の病床数は逼迫状態と厚労省に指摘されていた
新型コロナウイルス対策として、各自治体に必死に対応していた病床数の確保。
一時、東京都は、厚労省から、新型コロナウイルス感染症の入院患者向けの病床数が逼迫しているとの指摘を受けていた。
厚生労働省は十日、新型コロナウイルス感染症の入院患者向けに、都道府県が一日時点で確保した医療機関のベッド数を公表した。東京、石川は80%以上が患者で埋まり、逼迫(ひっぱく)した状況となっている。北海道、群馬、富山、大阪、兵庫、福岡の六道府県も使用率が50%を超えており、余裕のない状況が続いている。
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病床の逼迫は、当然のことながら、新型コロナウイルスに感染した人の生命に直結する問題だ。
しかし、この逼迫状況とした厚労省の指摘の前提になる数字を、東京都が誤魔化していたのだ。
おおざっぱな集計、その背景にはあり得ないカウント方法が・・・。
新型コロナウイルス対策は、いつ緊急事態宣言が、残りの地域で解除されるのかに注目が集まっている。
当然、解除の重要な要素となるのが東京都だ。
しかし、東京都の「入院患者数」の集計は、あり得ないカウント方法で行われていた。
東京都の「新型コロナ対応ベッド数」は2000床であるのに対し、入院中の患者数(入院必要な人含む)」は2619人。ゆえに131%というダントツの数字が出ているわけだが、東京都感染症対策課に聞くと、
「都のホームページには、入院中の患者さんは5月7日時点で2679人と記されています。このうち重症の方は87人で、全員が入院されています。一方、軽症中等症の方は2592人ですが、入院されている方、ご自宅にいる方、ホテルにいる方をまとめた数字になっています」
との答え。つまり131%は、自宅療養者も宿泊療養者も「入院患者」に含めるという雑な集計ゆえの数字なのだ。感染者数が多い他の道府県は、きちんと「自宅」「宿泊」を「入院」と分けてカウントしている。緊急事態宣言解除のカギとなる肝心の東京都の数字が、こんな雑なあり様なのだ。
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東京都は我国の首都だ。にも関わらず小池都政の大雑把なカウント方法には唖然とするしかない。
さらに、厚労省が発表している都内の入院者数についても、東京都の説明は衝撃的なものだった。
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一方、厚労省は、5月6日以降、都内の入院患者数を1832人とHPで公表している。だが、この数字についても、都の説明には唖然とするほかない。
「1832人という数字は、退院者の引き算ができていない未調整のものです。退院という言葉には、医療機関を経由して解放された人も、自宅療養や宿泊療養を解かれた人も入っています」
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入院患者数を多くみせようとする東京都の姿勢には疑問しか浮かばない。
緊急事態宣言の発出と延長の契機になった東京都が、このような適当な入院患者数のカウントを行っていたのであれば、国民・都民の誰一人として、東京都を信用しなくなる。くどいが東京都は我国の首都でもある。小池氏の大好きなオリンピック開催都市でもある。
新型コロナウイルス対策で後手後手だったことに加え、適当な入院患者数を公表していたことを踏まえれば、小池氏は、引責辞任するのが相当だ。
このような人物が、都知事選に立候補することなどあってはならない。