新型コロナウイルス対策の主役の座は渡さない!東京都知事小池百合子氏が大阪府吉村洋文氏に対抗心向きだし!
我国の首都、東京都を預かる小池百合子氏。そんな重要なポジションの知事が、いたずらに危機を煽り、自らの地位を確固たるものにしようとしている。しかし、その小池氏の存在を脅かす人物がいる。それが大阪府知事の吉村洋文氏だ。
吉村氏は、小池氏と違い、新型コロナウイルス対策を矢継ぎ早に打ち出した。非常に懸命に働かれていることが、日々その発言や政策から伝わってくる。尊敬に値する首長の一人だ。
一方の小池氏は、後手後手に加えて、何一つとして成果を出せていない。
吉村氏が打ち出した出口戦略「大阪モデル」
小池氏の数手先を行く大阪府知事の吉村氏。吉村氏は、大阪府独自の出口戦略を提示し、リーダーシップを見せつけた。
そして、独自の出口戦略「大阪モデル」の基準を達成し、一部では休止要請が解除された。
大阪府は14日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業要請などの段階的な解除の基準となる大阪独自の指標「大阪モデル」を7日連続で達成したと発表した。同モデルの基準となる陽性率7%未満など3項目をクリアした。府民への警戒レベル周知のためライトアップされている大阪市の通天閣などは、注意喚起を示す黄色から解除を表す緑色に点灯カラーが変わった。
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会見では16日午前0時から適用の、休止要請を解除する施設(特措法によらず、感染防止対策の協力を要請する施設)を発表。劇場、映画館、大学、ホテルなどに加え、クラスター発生施設等を除く、床面積の合計が1000平方メートル以下のパチンコ店、ネットカフェなども含まれた。座席間隔など、各施設ごとに遵守が条件の府のガイドラインも明かされた。
早急に解除基準を示し、吉村氏をはじめ、府民一丸となって、新型コロナウイルスに向き合ってきた結果が表れた瞬間だった。
先手先手の対応をとってきた吉村氏とは真逆の東京都知事の小池氏。そして、変なところで吉村氏に対抗心を露わにしている。
後手後手の小池氏、「出口戦略」「大阪モデル」を使わず、ロードマップを提示
新型コロナウイルスでの主役は、自分自身だと思っていた小池氏。単に今までの後手後手の対応をごまかすために、国民・都民を煽動していただけなのだが、ここにきて、吉村氏に必死に対抗しようとしている。
その姿勢が鮮明になったのは、吉村氏が「大阪モデル」を発表して以降だ。
小池氏は、東京独自の出口戦略を示したが、吉村氏が使った「モデル」という言葉すら使わない徹底ぶりだった。
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これまでも注目を集めた小池流の“横文字”戦略の新ワード。「東京アラート」を持ち出した背景には、バブル並みに株価がぐんぐん上がる吉村洋文大阪府知事が主導した独自の出口戦略「大阪モデル」を5日に公表したことへの意識がちらつく。
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小池氏は「慎重にステップを踏んで、都民生活を守ると同時に経済社会活動との両立を図っていく」とも強調。ロードマップは「東京モデル」と受け取れる内容だが、50分近い会見で「大阪モデル」にちなんで「東京モデル」という言葉を発することはなかった。都政関係者の間には「吉村氏の二番煎じは否めない。コロナ対策の評価で大きくリードされた中でプライドが許さなかったのではないか」との指摘も出た。
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小池氏は、何か勘違いをしている。都知事の職責は、大阪府や府知事に打ち勝つことでは当然ない。そんな事は誰も望んでないし、お願いもしていない。未曾有の危機、国難ともいえる新型コロナウイルスを前にして、都知事がやることは、都民の命をいかにして守り抜くかだ。
それすら、ろくに出来ていない小池氏が、吉村氏に対して対抗するなど笑止千万。
都知事としての職責すら忘れてしまった小池氏には、都庁から去っていただくしかない。