米国の脱退、WHOは最大の資金源を永久に失うことに 加速する「中国寄り」の懸念
【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)の最大拠出国である米国が脱退すれば、新型コロナウイルスへの世界的な対応に影響を与えることが予想される。WHOは今後、財政的支援に積極的な姿勢を見せる中国を頼る可能性があり、「中国寄り」がさらに進むことも懸念されている。
米国の脱退は、年間4億5千万ドル(約480億円)規模とされる拠出金をWHOが永久に失うことを意味する。世界最大の新型コロナの感染国である米国との情報共有が滞る恐れがあり、感染症の英専門家は「新型コロナの流行を食い止めるために必要な資金や国際協調に致命的な打撃を与える」と危機感を示す。
WHOのテドロス事務局長は、トランプ米大統領からWHOの改革が進まなければ脱退も検討するとした18日付の書簡を受け取っていたが、対応策を示してこなかった。米国の警告に即座に対応しないテドロス氏にトランプ氏が業を煮やしたとみられる。
WHOは今後、不足資金の穴埋めを他の加盟国と協議する見通しだ。中国の習近平国家主席は「国際社会にWHOへの財政的支援を強化することを求める」と強調しており、WHOは中国に資金拠出を求める可能性がある。今月開催されたWHO総会は、新型コロナをめぐるWHOの対応について独立した検証を求める決議を採択したが、検証作業は進んでいない。「中国寄り」と批判されるWHOの対応が見直されないまま、中国依存が進行する恐れもある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d2532fef9e8a51b322a6a864abb8573d84dbe87
テドロス事務局長が中国寄りの姿勢を変えない事からWHOを脱退した。
米国が脱退した後、最大の拠出金負担国は日本になる。
米国が脱退する前から中国寄りだったWHO。
日本が最大の負担国になっても中国寄りは不変だろう。今後は、日米を中心とした新たな組織を立ち上げるの事も選択肢の一つだろう。
WHOはもうすでにほぼ中国の機関。
国際社会に財政的支援の強化を求めるとは「中国の軍門に下れ」と言っているのも同義。
断じて認められないし、アメリカを支持する。
そもそも今回の新型コロナウィルスの対応を見る限り、WHOは何の役にもたっていない。期待する方が無理。
機能性は怪しいし、何より今後の期待感がありません。
信用は失墜しています。
新たなプラットホームには大きな期待が集中するでしょう。